京都 東山の高台寺へ(2012.03.17)
2012年 03月 22日
2日目の晩、京都東山花灯路(3月10日~20日)といって、ライトアップされた八坂神社、高台寺方面への散策を楽しんだのですが、
豊臣秀吉没後、その菩提を弔うため秀吉夫人・北政所ねね様が開創した高台寺を訪れました。
あいにくの雨。そのぶん観光客の数も少なかったかもしれません。
「ねねの道」に面した受付で参拝チケットをいただき、境内に入ります。
(チケットは高台寺・圓徳院・掌美術館 3枚セットがお徳です。)
長い石段。
方丈の前に広がる庭。
ここから開山堂に向かいます。大変美しい庭園が広がっています。
写真で左手に見えるのが開山堂。中央奥に見えるのがねね様の霊屋(おたまや)。開山堂と霊屋は臥龍廊(がりょうろう)と呼ばれる階段で結ばれています。
また、開山堂手前には観月台という檜皮葺きの四本柱の風雅な建物?がありました。上の写真では写っていないので、写真ネットより拝借しました。
開山堂内部も霊屋内部も撮影禁止。
個人的には開山堂は修復が行き届いてない分、返って歴史を感じ好みでした。徳川の財政的援助があったのでしょう。霊屋内部も見事で感心しました。
霊屋のさらに上には、伏見から移築したというお茶室、傘亭と時雨亭がありました。利休の意匠によるお茶席です。
降ったりやんだりする雨で、写真がね、思うように撮れませんでした。これで我慢して下さいね。
時雨亭はお茶室には珍しい2階立て。2階でお茶をいただきますが、掛軸など掛ける場所がありません。周りの景色が掛軸代わりなんだそうです。
そうそう、開山堂から霊屋までつながる臥龍廊、今回は中を歩くことができたんですよ。紅葉の頃はいいだろうなぁ、と・・・。(画像、ネットより)
ここも、また季節を変えて訪れたいお寺でした。