衣張山の頂上で-秘密の場所(2014.05.18 part3)
2014年 05月 19日
実は衣張山の頂上でちょっとした出会いがありました。(笑)
最初、頂上広場は結構賑わっていたのですが、写真など撮っているうちに、次々に皆さん、下山してしまい、その時は、若い女性の2人組、玄人っぽい?鎌倉散策の達人とおぼしき男性と私だけでした。
衣張山に上ったことがある方だったら、もしかしたら知ってらっしゃるかもしれませんが、頂上にはお地蔵さまが並んでいて、ちょうどそのお地蔵さまの後に、笹竹の中を下りて行くとても細い細いマイナーな道が、顔をのぞかせているんです。
(私はいつだったか、どなたかのブログを読んで、そこを下りて行くとどこら辺りに出るのかは知っています)
その時、若い女性お二人がその道に気づかれて、どんな道なのか話されていたところ、男性の方が、その格好じゃとても無理だね、すごい道だからっておっしゃって。。。
なんと、その方、そこから上がってきたんですって。
長袖、軍手の完全装備!
その道は釈迦堂切通しの上の方、つまり日月(じつげつ)やぐらや唐糸やぐら+昔北条時政邸跡とされた辺り(調査の結果、結局違うことが判明しています)に通じる道なんです。
赤い太鼓橋がかかっていて…なんか秘密の場所っていう感じのところ。というか、今は一応(?)、立入禁止区域なんじゃないかしら。ただし、この衣張山からの下り口には、そんな立札ありません。
思わず、その方に色々お尋ねしちゃいました。
鎌倉歩き数年になる私ですが、まだ、その二つのやぐらだけは実際に見たことがありません。気になって仕方のなかった場所でもあるんです。以前にブログで読んだ限りでは、そこから確かに行けるのだけれど、今はとても道が荒れてしまっていて、わかりにくいことこの上ないとか。(>_<)
その方もこの下り口から行くより、下から上がって来たほうが確実ということで、なんと、上り口を伝授して下さいました。その上、その方がネットで調べてプリントアウトしたという資料も、もういいからって、だから、そのまま私、いただいちゃったんです。
わぁ~、これはもう行かなければ。でしょう?
ただし、「やぐら」。一人じゃ怖いですよね。主人は、このところ、書き物に忙しく、おまけにどちらだったか、くるぶしの調子がよくないからって、あまり散策、付き合ってくれないんですよ。う~ん、とにかく、近いうちに行ってみたいです。(主人に先ほど話したらOKって!)よしよし。
ただし、ブログアップはどうかしらねぇ? 難しいのでは? なにしろ秘密の場所ですからね。はい。
その方から渡された資料です。
おまけ:
大巧寺のニオイバンマツリが咲き始めていました。よい香りの花。
それに大巧寺のイワガラミ。
アヤメと
<秘密の場所>好きなんです!
釈迦堂切通し、通行できるようにする努力は
なされているのでしょうか・・・
それにしても(羨ましさ)の2乗です。
そんな「鎌倉散策の達人」との偶然の出会いがあったこと、
“1人じゃ怖いところ”に同行してくださるご主人!
幸運のお裾分けいただけること、期待しちゃいます。
ハゴロモジャスミンの香を辿ったつもりがこの花にたどり着いて…
ずっと気に成っていました。
ありがとうございます
今週末か来週頭にでも、とりあえず行ってみま~す!
漢字では匂蕃茉莉(ニオイバンマツリ)。バン(蕃=異国)から導入されて、マツリ(茉莉=ジャスミン)のような匂いがあることからつけられた名称だそうです。φ(..)メモメモ