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京都三日目 住蓮山安楽寺(2014.12.03 part3)

法然院から哲学の道に戻り、ほんの少し歩くと、安楽寺への分岐。橋を渡れば数分です。
山門前にカメラマンが大勢。素晴らしい紅葉でした。
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安楽寺:秋の特別公開中、12月7日までの27日間とか。
ご本堂でお坊さまからお寺の由来やご本尊のことなどご説明がありました。
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皆、お堂に入れていただき、座ってお話を伺います。大変わかりやすいお話。お寺の縁起等、よくわかって有難かったです。
浄土宗の元祖法然上人の弟子であった、住蓮上人と安楽上人が「鹿ケ谷草庵」を結んだことに始まります。両上人のもとに、後鳥羽上皇の寵愛を受け、女官として仕えていた松虫姫と鈴虫姫が訪れ、心の平安を求めて、後鳥羽上皇の許可なく出家してしまうのです。それに怒った上皇は、この浄土宗を弾圧。住蓮上人と安楽上人は、共に斬首の刑に。のみならず法然上人は流罪に。両姫は瀬戸内海に浮かぶ生口島の光明坊で余生を送ったと伝わります。流罪地から帰京した法然上人が両上人の菩提を弔い復興した草庵が現在の「住連山安楽寺」ということです。

こちら、方丈で。
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そしてお座敷からの庭園。
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東山を借景としたツツジとサツキの庭園。お花の頃はきれいでしょうね。
境内の紅葉です。
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そして、境内の中から眺める山門。
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美しいですね。モミジにかろうじて間に合ってよかった!

再び哲学の道に戻ります。
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銀閣寺から歩き始めた、哲学の道。最初は両側に住宅地が広がっていましたが、次第に左岸が森、山裾になってきます。
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そして、そろそろ終点。
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このきれいな紅葉の途切れる辺りで終わりです。道は右と左に分岐。(永観堂方面が右。ちなみに左の道は新島襄・八重ご夫妻のお墓方面。)

「哲学の道」、いかがでした?疎水沿いに個性的なカフェも多く、楽しめる小径です。
鎌倉の哲学の道、明月院通りには、う~ん、ほんの少しは面影感じるかなぁ、どうかしら??(゜-゜)
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by b_neige | 2014-12-11 07:54 | 京都のお寺 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)