箱根・仙石原 晩秋のガラスの森美術館(2015.11.08)
2015年 11月 10日
それも、少し想定外のしっかりした雨。予定変更せざるを得なかったくらい。あらあら…。
結局、この日は、仙石原の箱根ガラスの森美術館→長安寺というお寺→ポーラ美術館で絵画鑑賞という流れに。
ガラスの森美術館は14年ぶりでした。(笑)
ヴェネチアン・グラスを展示している美術館です。館内は庭園を含めて、イタリアというか、ヴェネチアをイメージさせるような造り。画像は入口から。
会期は今月23日までなんですが、只今、「魅惑の香水瓶-貴族が愛した香りの芸術-」という特別企画展開催中。(魅惑の香水瓶160点が紹介されています)
第1章: カテリーナ・デ・メディチ(フランス王アンリ2世に嫁いだことで、フランスにルネサンスの風を吹き込み、フランス料理が生まれ、フランス香水文化が花開く)、マリア・テレジア(オーストリアを繁栄に導いた女帝。マリー・アントワネットの母)、マリー・アントワネット(フランス王ルイ16世の妃)、皇后ジョゼフィーヌ(ナポレオンの妃)に焦点をあて、ルネサンスから18世紀までの香水瓶を展示。
HPからお借りしました。「踊る男女像香水瓶」 イギリス ガール・イン・ア・スイング窯 1751-54頃
第2章: それまで流行だった磁器の香水瓶から、金細工が施された豪華なガラス製に。
HPからお借りしました。「馬車形香水瓶」 イタリア ヴェネチア 1860年頃
第3章: 香りの起源を訪ねるということで、古代から中世までの香りの器を展示。
古代、香りは神に捧げる神聖なものでした=香油
中世以降、イスラムの香りの文化がヨーロッパに浸透し、薔薇の香りを移した薔薇水が世界で初めての香水になります。室内に薔薇水を散布するための器が作られました。
HPから。イスラム・グラス薔薇水瓶 イラン 11~12世紀
HP から。夕暮れ時のライトアップされた、きらきら輝く幻想的なツリー。
へぇ~~~。(ちなみに1位は大阪のUFJだそうですよ)
そうそう、クリスマスツリーの周辺にはクリスタル・ガラスのススキも!
この付近、名残のバラがいくつか咲いていたので、おまけです。どうぞ。
残念ながら雨で、大涌谷をはじめとする周囲の山々の紅葉は霧がかかってあいにくでした。また、紅葉を眺めながら、庭園のカフェでお茶でもしたかったのですが、外のベンチは雨にうたれて、とてもじゃないけど座れず。。。またいつかの機会にということで。(/_;)
続きます。