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材木座 五所神社のお春像(2016.02.02)

今日は節分ですね。
鬼は外、福は内~。邪気払い、邪気払い!!
幸せな一年になりますように。
春を待ちわびるこの頃です。

さて、五所神社の続きのレポート、まずは、石段を上った左側にあるご本殿から。
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材木座の鎮守、氏神さま。
1908年(明治41)7月、乱橋村と材木座村が合併した際、乱橋村の3社(三島神社、八雲神社、金比羅宮)と材木座村の2社(諏訪神社、見目(みるめ)明神)を合祀して、同年11月、五所神社と名付けられました。
毎年6月第2日曜日には、乱材(みざい)祭と呼ばれる例大祭が行われます。
(合併前の村名がうかがえますね)
見どころは、材木座海岸でのお神輿の海上お渡り。一度見学したいと思いながら、未だ果たせず。(今年、がんばりましょうかねぇ)

立派なご本殿です。(関東大震災で倒壊後、1931年に再建されました)
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彫刻が素晴らしいでしょう?屋根の上も素敵でした。
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そして、こちらがお神輿蔵。
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中には、とても立派なお神輿が三基。右側の一基は、鎌倉市指定有形民族文化財になっています。
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3つのお神輿のうち2基が例大祭(乱材祭)の時、海上お渡りをされるんです。確か上に鳳凰の付いているお神輿だったと思うから、上の画像のものも海に入るのでしょう。すごい!
(お神輿、多少、青錆がついていますが、よくお手入れされています)

お神輿蔵の前にも何基かの庚申塔が並んでいます。
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十字架に驚くでしょう?今回、五所神社を訪れた目的の一つ、お春像です。
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摩利支天像と同様、何故ここに??石像の詳しい由来はわからないそうです。
ご近所にお住まいだった方が引き払う際に置かれていったものとか。
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像高20cm程。とっても小さい石像。その痛々しい表情にやるせない気持ちになります。
多分隠れキリシタンではないかということなんですが...。胸を打たれます。

もう一つ、「疱瘡老婆の石」。
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疱瘡(天然痘)は、今でこそ根絶された病気ではありますが、その昔は罹りたくない恐ろしい病気だったと思います。きっと、この石にお祈りしたんですね。

五所神社、久しぶりに訪れました。板碑や石上稲荷のことは覚えていましたが、お春像や庚申塔、摩利支天像など、こと「石」に関しては、全く記憶から抜けていて…。新しい発見でした!

おまけ:近くの実相寺のミモザです。(山門横)
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まだ少し、蕾が固いです。
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来迎寺のは、こちらのより更に蕾が固くて、見頃には、もう少しかかりそうでした。
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by b_neige | 2016-02-03 16:03 | 鎌倉歩き | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)