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鎌倉市川喜多記念映画館-映画「赤と黒」(2016.02.04)

1月下旬の「パルムの僧院」に引き続き、ジェラール・フィリップ主演・フランス映画「赤と黒」の鑑賞。
1954年製作の映画ですが、ジェラール・フィリップ没後50年(2009年)を記念して、オリジナル(185分)に未公開シーン7分を加えたデジタルリマスター・完全版(192分)での上映。

ストーリーは「パルムの僧院」と共に、誰もが知っている、19世紀のフランスの文豪スタンダールの文芸作品です。
内容は、全て共感できるという訳じゃないし、やはりあまり好みではありません。でも、ジェラール・フィリップ演じる、平民出身の野望に燃えた聡明な美青年ジュリアン・ソレルが、魅力的で、惹き込まれました。
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貧しい境遇に育った者が、恵まれているブルジョワ階級へのし上がって行こうとする生き様、3時間の長丁場ですが(途中休憩あり)、そう?退屈せず楽しめます。
ジェラール・フィリップって、ほんとにスマート。モデルさんのように着こなしが見事でほれぼれします。気品もあるし。
ただ、そうですね、先日観た「パルムの僧院」のファブリス(ジェラール・フィリップ)の方が6、7年ほど若くて、もっと繊細でもっとピュアな感じがしたかなぁ。。。??

川喜多記念映画館での「赤と黒」の上映はこれで3回目とか。今回もチケット完売・満員御礼だったそうです。次回は何時になるのでしょう?
これで、ジェラールの「パルムの僧院」と「赤と黒」、それに「モンパルナスの灯」を観ました。
他の作品も出来れば上映して欲しいものです。

おまけ: 小町通りの鎌倉五郎本店でつい!買ってしまった「麦田もち」
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ヨモギ色のと白色と両方ありますが、麦こがしが沢山かかっているので、一見しただけではどちらかわからないほど。ほんのりした甘さと麦こがしの香りが上品な一品。
映画の余韻に浸りながら。。。(いささかミスマッチかしらね)
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by b_neige | 2016-02-05 13:23 | 映画 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)