扇ガ谷、線路際の木は?(2016.05.28)
2016年 05月 30日
川喜多映画記念館前の窟(いわや)小路を抜け、横須賀線の踏み切り前を、右へ。川沿いの細い小径です。
途中、cafe風雅(でしたっけ?)の前で、八重と一重の柏葉アジサイを目にしました。
一重はよく見かけますが、
ほら、すごいボリュームでしょう?
そして、まずは、この木のところに到着。
ちょっとアップで。
調べてみたんですけどね。よくわからず。。。ほんとに桐の白花?だって、桐の花、他じゃもう終わってます。桐の木じゃないと思うのですが...。
どなたか、知ってらっしゃる方、いらしたら教えていただけると嬉しいです。お願いします。<(_ _)>
ついでに、と言ってはなんですが、この木の傍には、扇谷上杉管領屋敷迹(おうぎがやつうえすぎかんれいやしきあと)の碑があるので、ご紹介しておきます。
便利な鎌倉史跡碑事典をご参考までに。
(気になる=見てない碑は州崎古戦場の碑。いつかご紹介しますね)
さて、この日、最後に確認しておきたかったこと。
それは、扇ガ谷の里見弴旧宅です。里見弴の西御門旧宅は、何度か訪れています。
cf : 西御門 石川邸(旧里見弴邸)=西御門サローネ(2012.08.30 part2)
cf : 薬師堂ヶ谷 最後の紅葉・覚園寺へ(2013.12.17)
その里見弴の最後の住まいが扇ガ谷だったそうで。昔、浄光明寺へ向かう際、そのお宅の前を通ったと聞きました。小さなプレートがあったんですって。
ネットから探しちゃいました。こんなプレートです。
(この情報は、この時、ちょうど通りがかった、ご近所の方から)
ふぅ~。11時にレンタサイクルして(3時間)、この時点で1時半過ぎでした。残すところ30分、休憩&ショッピング(また~?)で、2時ちょうどに返却。この日の自転車散策、無事終了~。
咲いていましたか!
以前からずっと気になっていて
横須賀線の窓越しにチェックしていたのに・・・
今日、あの辺りに行く予定でしたのに、雨で中止して。
ハナキササゲ(花木大角豆) ノウゼンカズラ科 北米原産
マメ科のキササゲに似てキササゲより花が美しいからという理由でハナキササゲになった
というものだと思います。
実は、小石川植物園に見事なハナキササゲがあるということで今年こそ、見に行こうとも思っているのですが・・・
わぁ、すぐにでも見に行きたいです!
【開花状況(5月24日分)】を更新しました。
のところに
「ハナキササゲが開花しました」とあります。
わぁ、6月になってから、と油断していました。
「ハナキササゲ(花木大角豆)ノウゼンカズラ科 北米原産」 、覚えておきま~す!
桐の花だったら、花の形状がもっと筒型だと。一体、何の木かしらと、ここ数日、気になっていたんです。
これですっきりしました。ほんとに嬉しい。
ありがとうございました。
「小石川植物園」情報も感謝です。
「ずっと期待していた花」のことが書かれていて
つい興奮して・・・
申し訳ありません。
小石川植物園のは間違いなくハナキササゲなんですが、
鎌倉のこちらはもしかしたらキササゲかも?
区別の仕方を調べてみたのですが、よくわからなくて・・・
ハナキササゲはかなり珍しいものらしいので、どうでしょうか・・・
実際に見て確かめたいと思っています。
不確実な情報で申し訳ありませんでした。 汗
花の感じから見ると、木ささげじゃないような。
花木ささげか、アメリカ木ささげじゃないかと思います。
両者とも花はよく似ていますが、木の大きさが違うとありました。
扇ガ谷のこの木、もしかしたら、アメリカキササゲかもしれませんね。
いずれにしても、ヒロリンさんのお陰で、この木のこと、知りました。珍しい木ですよね。
もう忘れませんよ。ありがとうございました。
カタルパ<ノウゼンカズラ科> 別名 アメリカキササゲ
京都の同志社の創設者である新島襄がアメリカから持ち帰った樹。
キササゲ(木大角豆)は黄白色の花、カタルパは花が白い
アメリカキササゲをカタルパと言うんですね。
新島襄の下りも、嬉しいです。
友人たちに得意顔で説明出来ます!(笑)
アメリカキササゲ=カタルパ…初めて知りました。
美しい花ですね。
鶴岡八幡宮の四神木も初耳でした^^;
地元民の私もこちらで色々勉強させて戴いています。
b_neigeさんなら素晴らしいガイドさんになられること間違いなし!ですね。
養成講座のスケジュールも厳しいようですが、どうぞお身体を大切に頑張って下さい。
陰ながら応援しています♪
お優しいコメントを頂戴しました。ありがとうございます。
元気百倍でございます。(^^)/
先日の養成講座で、日本の神社にも道教の影響があることを習いました。四神相応の植物の守り、東→柳 シロシダレ(清めの木)、北→槐(エンジュ)、西→キササゲ(雷除けの金)、南→桐
私もこれまでちっともしりませんでした。(^^ゞ
実は私もハナキササゲを探していました。
ハナキササゲ(Northern Catalpa)とアメリカキササゲ(Southern Catalpa)は別種なのですが外見で私は区別できません。ハナキササゲなら持ち主の許可を頂いて是非、挿し木用の枝か種を頂けたら幸いです。
扇ガ谷のこの場所、駐車場の一角になります。
鎌倉市役所では、辻堂にある法務局で、この場所の地主さんをお伺いして、連絡をとってみたら、とのことでした。実に正論です。
ご近所さんによると、地主さんは、こちらにはお住まいじゃないそうで、(取材しました~)
挿し木の件は、それ位いいんじゃないかしらねぇ、とおっしゃってました。。。さぁて、どうでしょう???
秋にササゲのような実が種を飛散させますが、それまでに時間を見つけて辻堂の法務局を訪ねてみましょう。
莢を割って種を見ればアメリカキササゲかハナキササゲの判別ができそうです。
東京の多摩地区では、小平市と東村山市の境界付近、「八坂」交差点に樹齢100年を越していたと思れるハナキササゲの大木があったようですが、数年前に道路拡張のため伐採されました。無論、惜しむ声が数多く寄せられたので計画段階で、挿し木して育てた苗が東村山の北山公園に3本植えられました。なんとか命脈を保っていますが、少し元気が足りないようです。
ネットで調べると秋田の角館の武家屋敷、岩手大学農学部、九州の熊本、長崎の諫早市、福岡の久留米市等にも大木があります。
DNAを調べて由来を調べたところもあります。
中には新島譲、徳富蘇峰の足跡につながるものもあるようです。
扇ガ谷のそのハナキササゲも大切してほしいですね。
何か面白い話が出てくるかもしれません。
冬姿ですがGoogle street viewにも写っているので、そのうち見に行きます。こぼれ種からの実生や脇芽があるかもしれません。木を傷めずに採取できそうならいただくかもしれません。
扇ガ谷のキササゲのこと、何かわかりましたら、教えていただけると嬉しいです。
面白い話、あるといいですね!