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〇〇先生の会ー鎌倉山へ(2017.07.28)

毎月一度の〇〇先生の会に参加。昨日位の凌ぎやすい日だったらよかったんですけど、朝から陽射しが出て、かんかん照りに。(>_<) 暑かったこと。参りました。
でも幸い、この会はあまり無茶をしません。ゆっくり、ぼちぼち、という感じ。
(それでも陽向は耐えがたい暑さでした~)

バスで鎌倉山へ。バス停「若松」で降りて、まずは「しのぶ塚」を見ました。
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梶原景時の息子景季の妻の塚です。
景季が景時と共に、駿河清見関で討たれ、夫の死を嘆き悲しんだ信夫は自害しました。
当初は仏行寺の裏山に葬られたと伝わりますが、いつの頃からか、こちらに。仏行寺にある源太塚(景季の腕塚)と向かい合っていると聞きますが。。。
そう言えば、阿仏尼の墓も、浄光明寺にある息子・冷泉為相の墓と向かい合っているって聞きますよね。ほんとに??

ブラブラと歩いて、ご存知、鎌倉山記という大きな碑のところまで。
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碑文には平将門の天慶の乱から鎌倉山が開発され住宅地となった昭和初期の頃までの歴史がコンパクトに記されています。

この碑の裏から階段を降りて、夫婦池公園へ。
途中で教えていただいた「カラムシ」です。
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以前緑の会で「イラクサ」を見ましたが、この「カラムシ」もイラクサ科。ただ、イラクサの茎は触ると痛そうなくらい棘がありましたけど、こちらにはありません。
茎の皮から繊維がとれ、昔から親しまれている植物ということです。
昔は、蹴鞠のユニフォーム!?(笑)になったそうです。戦時中は軍服にも。丈夫な繊維で、船舶用綱、消火ホースなどのほか、小千谷縮などもつくられるんですって。(知りませんでした)

それから、この時季の夫婦池公園にはハンゲショウの群生が見られます。
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ただ、もう緑に戻りつつあります。
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この場所、ハンゲショウの次はツリフネソウです。
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夫婦池ですが、こちらが上池。
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そして、下池。
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江戸時代、笛田村、手広村は水田地帯でしたけど、水に苦労していた為、代官であった成瀬重治が灌漑用に掘らせたもの。
2009年に、夫婦池公園として整備されました。
下池の向こう側には防空壕があります。

上池の畔のアシ。
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葦(アシ)の葉って、風になびいて?片葉に見えますよね。
八幡太郎の立てた片羽の白矢が根を生じたものとか、熊谷直実の馬が葉の片方を食い残したなど、種々の伝説があるそうです。
ちなみに、アシは「悪し」につながるので、「ヨシ」ともいわれます。→ ヨシズ

こちらは、下池の亀。
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鯉もいましたけど、亀も多かったです。
続きます
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by b_neige | 2017-07-28 17:14 | 〇〇先生の会 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)