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扇ガ谷界隈を歩いて(2018.06.21)

21日(木)は、〇〇先生の会でした。
昨日も一日歩いたことだし、止めておこうかとも思ったんですけど、午前中だけだしと思って、参加。(いささか疲れてますぅ~)
鎌倉駅西口時計台広場集合で扇ガ谷方面へ。
こちらは、正宗工芸の合鎚稲荷社。
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合鎚稲荷社は鎌倉には、2ヶ所。お盆には日蓮宗のお坊さんがお経を上げてらっしゃるそうです。
本覚寺に正宗さんのお墓、ありますものね。
ピンクのアジサイがきれいでした。

そうそう、その前に横須賀線沿いの道で、白いアガパンサスを見かけましたよ。
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お初。

巽神社と八坂大神のご説明を伺った後は、壽福寺へ。やぐらにも寄りました。
小学生が大勢、源氏山から下りてくるのか上っていくのか、昨日の雨で足元がぬかるんでいるんだと思います、下の壽福寺の墓地まで、きゃあきゃあいう声が響いて。(多分こけてる??)
〇〇先生が気ままに?つけた木漏れ日の路?、物思いの路?、覚えました。(笑)
昔、植物学者の牧野富太郎氏と所縁のあった籾山泰一さんがお住まいだった場所(壽福寺の塔頭寺院跡)も了解。植物学者の家の庭には、鎌倉にはない樹があるのだとか。ちなみに、その樹は「かご(鹿子)の木」といって、樹皮がウロコ状の鹿の子模様になるのだそうで。別名、コガノキ。
*籾山さんは鎌倉の巨樹巨木名木を調査して、本にしたそうです。(鎌倉樹木志畧?)
娘さんがお琴をされて、昔、この辺りを歩くとよくお琴の音が聞こえたそうです。

〈相馬師常のやぐら〉にも寄りました。
この辺りは扇ガ谷と呼ばれる場所。室町時代初期、鎌倉府が置かれていた頃、関東管領の上杉定正は扇ガ谷殿と呼ばれ、以来扇ガ谷と呼ばれるようになったんですよね。
ところで扇には〈要(かなめ)〉があります。
どこかご存知でしょうか?
近くの電信柱には、こんな風な標識がありました。
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そしてね、こちらが「要山(左側)」です。(左)
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場所、わかりますか?実はこの道をもう少し先へ進むと、左側の民家の庭に、鎌倉十井の1つ、「扇の井」の石標があります。
cf : 亀ヶ谷坂切通を歩いて(2014.07.02 part2)
要山はそのお宅の上部にあたるのではないかしら。
へぇ~って思いました。

ゴールは海蔵寺です。
これは、海蔵寺境内で見つけた六地蔵。
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石幢(せきどう)みたい。
この間、大船の圓光寺でも見たっけ。
cf : 5月の史跡めぐりはサポーター役で(2018.05.18)
あとはね、本堂(薬師堂じゃありません)の欄間のこと、教えていただきましたよ。
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井の字が並んでいるでしょう?縦も横も軸がなくて、井の字のみ。こんな風なのを、井桁に軸手なしと言うのだそうです。

それと、浄智寺から移築された薬師堂では、「銀杏面加工」の柱、初めて気がつきました!
先生はやっぱり、色んなこと知ってらっしゃる。ほんとにスゴいです。

この日はうっかりカメラ忘れまして。(>_<) <(_ _)>

おまけを一枚。
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横須賀線ガードレールをくぐって、海蔵寺方面へ向う曲がり角のアジサイです。
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by b_neige | 2018-06-21 17:23 | 〇〇先生の会 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)