カテゴリ:フランス語、IBS関連( 68 )

神楽坂Bisous(ビズ)で送別会(2018.01.20)

今日は、IBSの先生方のお一人で最初からずっとご一緒だったSさんが、ご実家の京都にお戻りになる(ご夫妻で)=つまり東京での日本語教師の仕事をお辞めになるということで、送別会メインの新年会でした。

でも、Sさんは、長年西荻でピアノを習ってらして、それと、お馴染みの歯医者さんがいるので3ヶ月に一度は東京に出てくるのだとか。ということは、それに日にちを合わせたら、新年会だって、暑気払いだって、忘年会だって、全然問題なしなんですけど、まっ、長年東京で大勢の生徒さんを受け持たれて、それがひとまずここで終止符ということで、参加した私たちもやっぱりしんみりしました。

終わりのご挨拶で、2年ほど前の生徒さん(日本人の奥様がいらっしゃる)が会社の部下の方の結婚式で読まれたという日本語のスピーチを紹介して下さって。

Sさんがその方に日本語を教えていた時に話題に上ったことがある「サザエさん」にかこつけたスピーチで、日本人でも感動してしまうぐらいの立派なスピーチでした。スゴイとしか言えない位の。
つくづく嬉しかったそうです。
こういう時、ほんと日本語の教え甲斐を感じますよね。

教え甲斐を感じることって、実はあまりないのかもしれない。(>_<)
私は14年間で、考えて見たら2人位?? Sさんが羨ましい~??

今日のレストランはフレンチで神楽坂Bisous(ビズ)。
bisousはフランス語のbise(挨拶の時の軽いキッス)から。両方のほっぺにするので、複数形でbisous

飯田橋界隈にお住まいのフランス人の間で人気のレストランだそうです。小さな気取らないレストラン、15人ほどで一杯になってしまうような。(12名で貸し切りでした)
こちら、前菜のローストビーフと、
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真鱈のパイ皮?包み焼き。
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お値段もリーズナブルなんですよ。美味しくいただきました。
by b_neige | 2018-01-20 17:00 | フランス語、IBS関連 | Comments(0)

やっぱりフランス語が気に入ってます(2017.09.22)

夏休み明けのフランス語レッスン、頭がついていけるか心配だったけど。。。(笑)

日本語の表現で、やっぱり曖昧。フランス語で言う方が、すっきりします。あぁ、そういうことなのねって具合。
たとえば、「この作品にはすばらしいものがあるが理解されない恐れがある」という文章。
フランス語に訳す際、問題になるのが、「理解されない恐れがある」の主語です。なにが理解されないの?作品?すばらしいものがあるってこと?という具合です。
それ故、訳文が2通り。(笑)

今日知ったのは、前置詞「sur」と「à」です。
例をあげますね。「東京で働いている」は、一般的には、Je travaille à Tokyo.です。それで間違っていません。でも、最近は、Je travaille sur Tokyo.って言う方がカッコいいんですって。
à Tokyoと断定的に?言うより、sur Tokyoにした方が、平面的な広がりのニュアンスが入るんだそうで、今のmodeとか。
へぇ~、知らなかった。
今日は先生から、フランスではaccent graveがacccent aiguに統一されつつあるとか、acccent circonflexeはなくなりつつあるとか伺いました。えぇ~っ!!
フランス語が...。(*ノωノ) 時代ですかねぇ。。。
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画像は上野で始まっている「フランス人間国宝展」の陶芸、M.Jean GIRELの作品から。
色んなバージョンがあります。
by b_neige | 2017-09-24 07:24 | フランス語、IBS関連 | Comments(2)

フランス人間国宝展(2017.09.08)

これは、9月12日から11月26日まで、上野の東京国立博物館表慶館で行われる「フランス人間国宝展」のパンフレットです。
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フランス人間国宝(=メートル・ダール/ Maître d’Art)は、フランス文化・通信省によって、伝統工芸の最高技能者に授与される称号。1944年に、日本の「人間国宝」に倣ってつくられました。確かね15年以上、その道に従事していて、伝統継承もさることながら、新しい方向性も探っていく姿勢も不可欠とされるんです。おまけに後継者の育成も課せられるんじゃなかったかな。
2016年現在では、認定者は124名にのぼります。

今回は「メートル・ダール」の認定を受けた13名の作家さんと、まだ認定はされてはいないけど、優れた作品を制作している2名の作家さん、合計15名の工芸の匠と言える方々の作品、約200点が紹介されます。
8日(金)、ボランティアでほんのちょっとですけど、お手伝いに行ってきました。(結果として、ほとんど必要なかったですけど)
ただ、ほんとに繊細で美しい芸術品の数々に驚きました。
これはもう、是非、皆さまに足を運んでいただいて、ご覧になっていただきたいと、それだけ。

この秋、平成館では、運慶展もありますよね。表慶館は正面入口から入場して左手にあるおしゃれな建築物(重要文化財)になります。運慶展に行かれる前でも、後でも、どうか寄ってみて下さい。フランスの至高の工芸品、贅沢な気分に浸れますよ~。

画像は東博のシンボルツリー「ユリノキ」です。
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夏空に高く高く葉を生い茂らせています。
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ただしね、この下のベンチでお昼のお弁当をいただいたのですが、クモは落ちてくるし、アリはいるし(ヒアリじゃない)、おまけに蚊もいて、久々に餌食になりました~。
by b_neige | 2017-09-10 07:11 | フランス語、IBS関連 | Comments(3)

九段下 Don Gaucho(ドンガウチョ)で新年会(2017.01.28)

28日はIBS(IBSインターカルチャー:http://www.ibs-ic.com/)の新年会でした。
場所は、ほら12月初めにうかがった九段下のBBQレストラン「Don Gaucho(ドンガウチョ)」。
cf : 九段下 Don Gaucho(ドンガウチョ)(2016.12.02)
今回はディナータイムにおじゃましました。あのボリューミーなお肉、再び楽しんできましたよ。♪♪

まずはね、前回気がつかなかった、この焼酎と日本酒のボトルをご紹介します。
こちらが29=肉で焼酎。
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そしてもう一種類、94=串で日本酒。
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へぇ~、おもしろいって、高いところにあるボトルの写真を撮っていたら、写真が撮りやすいようにって、お店の方(我らがdirectrice Yさんの息子さんです!)がわざわざおろして下さって。
ほ~ら、ご覧の通り。
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パーフェクトでしょう?これでちゃんと撮れなかったら最低ですぅう。(^^ゞ
息子さんはサービス精神旺盛で、とっても愉快な方。トークも最高!
お店のカード、もう一度ご紹介しておきますね。
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この日は出席者14名。全員、日本語教師のお仲間。和気あいあいの雰囲気。もう長いお付き合いなんです。ただ、お互い、それぞれに生徒さんを教えているわけで、こんな風に一度に大勢の先生方とお会いする機会はめったにありません。だから、近況報告に始まって、それぞれの生徒さんのことやら、日本語レッスンの情報交換やら、話は尽きません。延々とおしゃべりが続くわけでして。はい。
(そうそう、お店は貸し切りにしていただいたんです。有り難いことです)

さて、お料理ですが、ブラセーロのコースで、まずはアミューズ。
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おしゃれでしょ?オリーブにドライイチジクのピックが生ハムやサラミに合って、文句なしに美味しかったです。◎

次のお皿は前菜。パテだけでも十分なところに、盛り沢山の野菜付き、おまけにエッグベネディクトのソース、オランデーズソースって言うんでしたっけ?多分あのソースと思うんですけど、それがたっぷりかかったボイルドエッグまで添えられています。
とってもしっかりいただく前菜っていう感じ。ご馳走さま~。
ここまでで、お腹は早、満足気味~~。薄くスライスしたフランスパンだって、お代わりをお願いしちゃった位だから。(^^ゞ

そして、来ました。ブラセーロのてんこ盛りのお肉!!
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すごいでしょう?
お肉は全て、炭火で焼いて、十分油がとれています。だから食べやすいというか、塩胡椒のシンプルな味付けだし、さっぱりしてるしで、いくらでも、あっという間にいただけちゃうのかな。
ちなみに、画像のお肉は4人分です。それにしてもすごくないですか?(笑)
お肉には、口直しの意味もあるのでしょうか、また違ったサラダも付いていました。特にこの日は女性ばかりだからって。心憎いサービスに感動。

最後におしゃれなイタリアンドルチェ・カッサータをいただいて、
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美味しい珈琲で締め。
忘れてました、ドリンクフリーだったんですけど、メニューにない飲物だって、ちゃ~んと作ってもらえるんですよ。私、グレープフルーツサワー、ジョッキーで2杯もいただいちゃいました。

動くのが苦しいほど、お腹一杯になって、どうしようと思った位。つい食べ過ぎちゃいます。そういう感じのお店!気分は若く若くいられます。お肉料理って、そうですよね。(笑) 

14人分のお肉を心をこめて焼いて下さったご主人、ありがとうございました。
14人元気に揃って乾杯出来て、美味しいお料理をいただいて、沢山おしゃべりをし、楽しい新年会が出来ました。素晴らしい夜でした!

Don Gaucho(ドンガウチョ)のお料理で皆さんも幸せを味わってみませんか?
ほんとにオススメ。そして、どうぞ、ご贔屓に。053.gif
by b_neige | 2017-01-29 07:53 | フランス語、IBS関連 | Comments(0)

年明け最初のフランス語レッスン(2017.01.20)

20日(金)は原則2週に一度のフランス語レッスンの日。
午後から一時、雪が舞ったようにも思いましたが、どうだったんでしょう。
鉛色の空の下、こんなに冷えているのに、早満開だった飯田橋プラーノの前の寒紅梅です。
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さて、レッスンの前の恒例のスイーツですが、まずは、富山の老舗、創業宝暦2年という五郎丸屋の薄氷=干支の薄氷)をどうぞ。
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なんでも、宝暦2年の冬、五代目五郎丸屋八左ェ門が庭のネコヤナギに気を取られて思わず水たまりの薄氷を踏み割り、その際に不定形に砕けた氷の美しさをイメージして、銘菓「薄氷」が生まれたそうです。
千鳥の形→荒波を乗り越える→夫婦円満&家内安全、また千を取るという意味で縁起物なんですって。
それにしても、なんてきれいな色合いの御菓子!見とれちゃいます。さすが、匠の国、日本ですよね。いただいてしまうのがはばかられて…、と言いながら口の中に。。。(^^ゞ

もう一つ、同じく富山の高岡ラムネ。創業天保9年、高岡木舟町大野屋のもの。
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こちらはユネスコ無形文化遺産に登録された「御車山(みくるまやま)」。象られているのは、御車山鉾留(ほこどめ)の鳥兜、やなぐいに弓矢、五鈷鈴、胡蝶、太鼓に鶏、釣鐘、桐、御車山を先導する源太夫獅子、御車山の車輪、前田家の家紋・剣梅鉢。(一つ、どなたかが取られて...)
目がまわりそうな位丁寧できれいでしょう。そして優しいお味。。。ほんとに大人が楽しめる御菓子です。匠の技にただ感嘆するばかり。
〈御菓子は、生徒(全員お仲間の日本語教師)のお一人が富山に行かれて、そのお土産でした〉

フランス語もがんばりました!
今日の先生のお話の中で印象に残ったのは、フランス本国でのフランス語教育がレベルダウンしているということ。元々、フランス語の表記って、発音しない文字を綴らなければいけないし、単数から複数にする時だって、例外も多く、簡単じゃありません。昔は文法上の誤りだったものが、今は容認されつつあるとか。レベルダウンというか、決まりがゆるく寛容になったというか...。
言葉はその国の文化の基盤。それが揺らいでいるとはね。
日本だって同じ。この先は一体…。あまり考えたくありません。(>_<)

本日の例文: この小説の主人公のモデルは、あの人に相違ない。
Le modèle de personage principale de ce roman, c’est certainement lui-même(elle-même).
この時、lui もしくはelleとしただけじゃ、フランス語としては物足りないんですって。
-mêmeをつけるってこと。面白いね。
by b_neige | 2017-01-21 07:17 | フランス語、IBS関連 | Comments(0)

2週間毎のフランス語レッスン(2016.12.16)

メンバーのお一人が体調を崩され、延び延びになっていたフランス語レッスン、ようやく再開。
そして気がついてみれば、もう年末=今年最後のレッスンでした。(彼女は元通り、とっても元気!)

画像は先生がこの度フランスの出版社(Le bruit du temps)から出された本(とっても分厚い)です。夏目漱石の漢詩集で先生の20年来の研究が凝縮された一冊。
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素晴らしいでしょう?先生は夏目漱石の漢詩を訳するにあたって、良寛も研究されたそうです。漱石は良寛を崇拝していたとか。
また、表紙のデザインは、竹でとお願いしたところ、出版社が北斎の竹を選ばれたと伺いました。

毎回感じることですが、レッスン後の感想:
自分達がどんなに頑張って作った文章(フランス語の)でも、ネイティブの人にはかないませぬ~。
所詮、日本人のフランス語。そこからどうしても抜け出せませぬ~。
基盤が違うんですね、きっと。
今日は、勉強の前にベルンのジョリクールという焼き菓子をいただきました。その時、ジョリクールというフランス語の表現の話になり、私達はてっきりジョリクール(=清らかな心)だと思っていたら、先生はそれは、ボンクール(=bon cœur)だと。そしてfaire(英語だとmake) le joli cœurというと、女の人に言い寄るという意味だそうで。え~、そうなの、という具合。
やっぱり外国語を学習するということは、ある意味、その国の人になることだと思います。
ほんとに大変です。はい。

それにしても今年はフランス語、ほとんど勉強しませんでした。(>_<) 目的がないとどうもダメですね。
来年こそ、仏検1級、チャレンジしてみようかな。私、かれこれ10年前に思い立って準1級取って、それっきりなんです。
つまり、準1取った時、次の1級は勉強しない限り、難しいかもって思ったのと、仏検ではなく、パリ商工会議所が行うTEF/TEFAQ(=世界共通のフランス語検定試験)やフランス国民教育省によるDELF/DALF(=公式フランス語資格)の方が魅力的かもって考えたんです。
結論から言えば、どっちも放っておいた次第で...。10年間も!怠け者でございますぅ...最悪!
それでも、昨年秋、主人が出場したフランス語スピーチコンテストで大学のクラスメートに出会い、彼が最近仏検1級を取ったことを聞いて、それじゃあと刺激は受けたんですけどね...。
勉強は何も...。お恥ずかしい次第で。とほほ。
**仏検は私が大学の頃にはなかったのです。卒業してしばらくして出来たんですけど、2次試験の担当官が職場の方だったので、カッコ悪くて受けられず...、かれこれ10年ほど前、ようやくチャレンジしました。

ただ、来年は一体、どんな感じになるのやらまだよく判らず。。。
ガイド協会で精一杯だったら?って、それ言い訳ですよね。(´。`)
まずは仏検1級の対策本、買うことにしよう!

by b_neige | 2016-12-17 07:37 | フランス語、IBS関連 | Comments(2)

広尾で(2016.11.30)

日本語レッスンで訪れた広尾ですが、公孫樹の黄葉がとってもきれいだったんです。
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これ、実は2本重なっています。そして、手前は桜の木です。見とれちゃうでしょう?
桜の木も花時は美しいんですよ。確か、以前に写したっけと思って探してみました。
はいどうぞ。(昨年のものなんですけど、ご紹介はしていなかったかと)
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ついでにと言ってはおかしいですが、広尾ではお気に入りのパン屋さんがあります。City Bakeryという名称。
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店先(外)に座ってテイクアウトしたパンをほおばってもOK。ただ、今の季節じゃ、膝掛けは出して下さってあるけど、ちょっと寒いかな。もちろん、お店の中でもイートイン可能です。

ほ~ら、美味しそうなパンがズラリ。
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ここのパン、私はね、スコーン系かマフィン系が好き。
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レッスンが終わった後、ちょっと休憩したりしま~す。♪♪
by b_neige | 2016-12-01 23:34 | フランス語、IBS関連 | Comments(4)

アートサロン 「技-デッサン」(2016.06.19)

では、18日(土)に参加したフランス語アートサロン「技-デッサン」のご紹介をしたいと思います。
講師のフランス人Dさんのアートサロンはシリーズになっていて、これまで既に3回出席しています。
cf : アートサロン 「19世紀の画家という職業」後編(2015.04.18)
cf : アートサロン 「19世紀の画家という職業」(2015.02.28)
cf : アートサロン 「違った視点で絵画を楽しむ」(2014.06.07)
今回もこれまでと同様、PCに画像を写しての解説です。こんな感じ。(参加者は5名)
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お茶をいただきながらの楽しい時間でした。(レクチャーの後にはスイーツの時間が!)

第1章:デッサンの技法
その筆頭に挙げられるのは「遠近法」という約束事。
こちら、1780年の幾何学的な遠近法を使った作品です。
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これだけの絵を描くのに、沢山の線が引かれています。
拡大や縮小にこんな器具が使用されていました。
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こちらは、シャンブルノワールという像を拡大して写生出来る器具になります。
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そして、このような器具を使ってデッサンした、Canaletto の作品「ヴェニスのサンマルク大聖堂内部」(1766)
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同じく、こちらもシャンブルノワールを使用した、Canalettoの作品です。「サンマルク広場」(1730)
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パンタグラフという器具もありました。
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作品を拡大・縮小する方法、おもしろいですね。

第2章:デッサンと規則
エコールデボーザール(Ecole des Beaux Arts=アカデミーの付属美術学校)に残された、ある学生の作品です。(1878)
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こちらは、ミシェル-アンジュの作品「夜」(1601) の、ルーベンスによる模写
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当時は、デッサンは大変重要視され、デッサンを取得するのに、染料や石膏をこねたり、カンヴァスを造ったり、色の勉強も含め13年は必要とされていたそうです。(今は4年ほどとか?)
解剖学的な見地からのデッサンもありました。
こちらは1878年10月10日のポール-エドワール-ルイ-フルニエの作品「腕の形態」
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感情をどうデッサンするかについて記されたシャルル・ル・ブランの書物。
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ちゃんとどう描けばよいのか説明されているんですね。すごい!

第3章:デッサンと想像
前段階(下図)としてのデッサンとして、
ヴァン・ダイクの「茨の冠をつけたキリスト」(1621) 下絵
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そして、こちらができあがった作品。
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もう一枚はアニバル カラチの「バッカスの勝利」(1595-1605) ファルネーズ宮殿のフレスコ画 下絵
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そして、フレスコ画の作品になります。
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下絵が使用されたのはどの部分かわかりますでしょうか?

こちらは、ヴェッロキオの「若い婦人」
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光の当り方や筋肉のつき方など見事ですよね。
デッサンは下絵としてだけではなく、一つの作品としても価値が高まりました。
アングルの作品「スタマティ一家」(1818)
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コミュニケーションツールとしてのデッサンもご紹介しておきましょう。
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第4章:デッサンとその適用
デッサンは他分野でどう扱われているのでしょう。
映画の絵コンテ。こちらは映画「モビウス」(1991) で使用されたもの。
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コマーシャルで使用されたヘリオの絵コンテ。
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図表化したデッサンもあります。こちら、地下鉄の図。(1931)
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これまでこのような形で描かれることはなかったそうです。

実物とまごうばかりのイチゴのデッサンになります。(19世紀末)
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以上、2時間ほどの講義でした。

現代絵画には抽象的なものが多く、デッサンはあまり使われなくなったこともあって、たとえば、エコールデボーザールでは、一昔前、デッサンの試験が無くなったと聞きました。デッサンの重要性は時代の流れ、社会の変化の中で、一時期確かに衰退したようです。
デッサンしなくても、カメラでバシャバシャ撮れますし、今や自分ではなくPCで描くことだって可能ですよね。
でも、デッサンはアートの基本中の基本。最近は、その重要性が見直されているそうです。

観察眼を高め、テクニックを習得。でも、デッサンって、難しい。
己を顧みると、観察眼のところで既にひっかかります。正確に対象を見極め、構成されている要素を見逃さないこと、これだけでも難儀です。(>_<) 
今度、絵を鑑賞する際は、デッサンにも注目してみなければ。
IBSのカルチャーサロン、今回もなかなか参考になりました。
by b_neige | 2016-11-21 17:02 | フランス語、IBS関連 | Comments(0)

日本語教師仲間で勉強会(2016.08.03)

蒸し暑いけれど、まだそんなに耐えがたいほどじゃありませんよね。真夏のギラギラした暑さを思えば、余裕すら感じられる今日一日でした。

さて、午前中の用事を済ませて、午後は飯田橋のIBSへ。日本語教師のお仲間たちと勉強会(懇親会がメインかも?)です。新しい先生方が加わり、交流の機会もなかなかないことだからと、我らがdirectrice Iさんが発案して下さって。
総勢13名。ほんとはもうあと数名いらっしゃるのですが、なかなか全員集合というのは難しい。
まずは、ちゃんと勉強しましたよ。

1.「わかる」「知る」の違い
「わかる/わからない」:ある事柄を知っていることを前提にして、その事柄の内容を理解しているかどうかを問題にしている。
「知っている/知らない」:知識や情報の有無のみ問題にしている。
☆ つまり、「ヤンさんは、まだ刺身の味を知らない」=ヤンさんはまだ、刺身を食べたことがないから、刺身の味を知らないのであり、
「ヤンさんは、まだ刺身の味が分からない」=ヤンさんは、刺身を食べたことがあるけれど、まだ味が分からない、ということ。
☆ たとえば、下の絵で、
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「これは、あなたが知っている人です。誰でしょう?分かりますか?」と
「この人を知っていますか?」の両者の違いを把握する。
日本人なら、何の考えもなく口に出てくるのですが、フランス人には難しいんです。savoirとconnaitreだけでは説明しきれません。
(新しい先生方にとっては、大いに悩む問題なんですが、私達は10年程前に一応勉強済みでして、すこしばかり余裕でした 笑)

2.「は」と「が」の違い
これも、日本語を教えていると、大いに悩むところです。文例をあげて、一つずつクリヤしていくしかないのかも。

3.名詞の作り方
たとえば、重さと重みはどう説明するのか。→同じ名詞でも、発話する人のsubjectifなニュアンスが加わる。
大きめと「め」が付く場合は、少し、やや大きいというニュアンスが加わる。

頭を悩ませた後は、お待たせしました。トークタイムでございます。普段はお会いすることもない先生方と久しぶりにお目にかかり、会話もはずみます。
(この中の有志の先生方=7名で、原則2週間に1度、C先生のフランス語レッスンを受けているんです)

秋からは、お仲間になってから14年目を迎えます。つまり14年間、日本語を教えているわけなんですが、おもしろいことに、生徒さんによって、進み方も教え方も微妙に異なります。=その都度、教案も変わるので、未だに準備が~!(>_<) がんばりま~す!

おまけ:先日から読み始めた本ですが、電車の中で読み終わりました。「ツバキ文具店」
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鎌倉・二階堂にある文具店で代筆業を営む主人公のお話です。泣けました。
続編があるかもしれません。そんな感じ。映像化はどうかしら? 期待しましょう。
オススメしたい一冊です。
by b_neige | 2016-08-03 21:57 | フランス語、IBS関連 | Comments(2)

フランス料理サロン アルザスの美食(2016.02.20)

久しぶりにIBSのお料理サロンに出席しました。
昨年11月末頃だったかしら、フランス・アルザス地方出身のマダムにクリスマスリースを教えていただいたのですが、同じマダムに、今度はお料理、素敵なアルザスの伝統料理を伝授してもらったわけ。
ところがね、帰宅途中気がついたのですが、なんとレシピを、お宅に忘れてきちゃった始末で。なんたる失態!幸いにも、我らがdirectrice Iさんが気がついて下さって、あとで送ってもらえるんですけど。やれやれ。なにしろうっかり者でして。。。(^^ゞ

IBSのHPです。 IBS: http://www.ibs-ic.com/
カルチャー講座は不定期ですが、更新されますから、どうぞ時々チェックしてみて下さいね。
フランス語が分からなくても、通訳が入りますので大丈夫かと。他では、なかなか見つけられないサロンばかり。(太鼓判!!)

さて、マダムのお宅です。
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行きはかろうじて雨、セーフでした。

この日のお料理は3種類。
1.Soupe au choux-fleur et Roquefort (カリフラワーとロックフォールのスープ)
2.Fleischschnecke et salade verte (フレイシュシュネッカとグリーンサラダ)
3.Tarte aux pommes à l’alsacienne (アルザス風りんごのタルト)

もちろん作る時は、一品ずつ作るわけではなく、あれをやったりこれをやったり、手間を考えて3つ同時進行です。でもそれじゃわかりにくいですよね。それで、ここでは、一品ずつご紹介したいと思います。

まずはスープ。お鍋にカリフラワーとじゃがいもを入れ、ブイヨンを注いで、
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お野菜が柔らかくなるまで煮込み、ミキサーで漉して、生クリーム・少量のバター、塩・コショウで味を整えます。
濃度はお好みで、ということでした。
ほら、出来上がりはこんな風です。
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浮き身にロックフォールチーズを散らし、パセリで彩りを。
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これ、意外とさっぱりしていて優しいお味、美味しかったです。◎

メインのお皿に移りますが、Fleischschneckeなんて単語、フランス語じゃありません。アルザスはドイツと隣接しているので、ドイツ語が入ってきてるんですね。Fleisch(フレイシュ)は肉という意味なんですって。そして、Schnecke(シュネッカ)はエスカルゴのこと。
さて、それって、どんなお料理?
まずは、小麦粉と卵、水で生地作り。マダム愛用のマシーンが活躍します。
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これぐらいの硬さになったら、
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2つにわけて、1時間ほど休ませておきます。
生地を休ませている間に中につめるフィリングの用意。
合挽肉を使うのですが、分量の半分は生のまま使うそうです。お鍋で玉ねぎ(あればエシャロット)を、みじん切りにしたニンニクを加えて炒めます。マダムはこんなニンニクおろしを使ってました。
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火が通ったら、そこへ、先ほどの残り半分の合挽肉を加え、水気がなくなるまで十分炒めます。
そして、それを、生の合挽肉&ハーブ(万能ネギ)と合わせる次第。
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塩コショウ、ナツメグ!

そして、生地を長方形に伸ばし、その上に混ぜたお肉をのせます。
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生のお肉と混ざってるところがおもしろいでしょう?
これを、クルクルっと巻いていくんです。
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出来上がったら、端から2cmほどの厚さだったかしらカット。
そして、フライパンでこんがりと焼き色をつけます。
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十分に焼き上がったら、ブイヨンを少量加えて、蒸し焼き風に。
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ここら辺り、焼き餃子を作る過程とそっくり!?
こちらが、出来上がりのお皿です。
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このお料理、私は初めてでしたが、すご~く美味しかったです。外側の生地は小麦粉でパンのような風味。中のお肉は餃子風。付け合せのグリーンサラダとよく合います。アルザスの伝統料理ではあるけど、とても食べやすいお味。家で作ってみたいと思いました。
そうそう、マダムはこのお料理をエスカルゴと呼んでいましたが(うずまきだから)、西洋ワサビ(=ホースラディッシュ)をつけると美味しいとか。(やってみましたが、つけた方がもっと美味しくなりました!)
*西洋ワサビ フランス語ではraifort(レフォール) 白いワサビです。

3品目はデザートで、アルザス風りんごのタルト。これも生地はマシーンで。
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30分ほどねかした後、丸く型に伸ばします。
さっさと手際のよいマダムです。
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そこへ、櫛形に切ったりんごを並べるのですが、
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どうですか?きれいでしょう?そして、簡単でしょう?
これをこのままオーブンにいれて、20分ほど焼きます。おもしろいですよね。りんごの水分を飛ばすためでしょうか。
途中で、こうやってフラン生地を流して、
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更に20分ほど焼き色を見ながら焼成。
出来上がったら、全体にシナモンをふって、
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さぁ召し上がれ。
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言うことなしの美味しさでした。これも案外、簡単に出来るかも。やってみようっと!!

ごめんなさい。食卓のご紹介、忘れてました~。
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テーブルクロスはマダムのお手製です。さりげないけど、いい感じ。(ボールの中はグリーンサラダ)
お食事にはワインの産地アルザスですもの、リースニングワインがサービスされました。
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マダムのこけしのコレクションと、
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テーブルの後ろの壁のディスプレイもどうぞ。
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あっと言う間の4時間でした。楽しかったですよ。
ただね、せっかくアルザス特有のお料理を教えて下さったマダムですが、2回目はなく、これで最終回になるかもって。夏に今度はドバイにお引越しが決まったそうです。ドバイとは、またまた大変な場所に。。。
もう少しアルザスのお料理、教えていただきたかったです。ほんとにほんとに残念。。。
お別れを言いました。

おまけは、マダムお気に入りの付箋です。
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百円ショップで購入と聞きました。フランスにはこんな類のものはないとか。あっても、そっけない感じで可愛くないそうです。日本には沢山種類がありますよね。すごいって!(笑)
by b_neige | 2016-02-20 21:11 | フランス語、IBS関連 | Comments(0)