暖かい秋(2018.11.11)

今年の秋は暖かいですね。
11月にもかかわらず汗ばむ陽気。
でも時折、本来の季節を思い出させるように冷たい風が吹いたり、雨模様だったりして…。
ついつい着るものの調整に怠り、肌寒く感じたり、暑すぎたりで、体調今いち。
皆さん、如何お過ごしですか?

アップが遅くなったんですけど、先日八幡宮内の国宝館を訪れた際の、大銀杏のひこばえを載せておきます。
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毎回、見ているはずなんですけど、この日は、このひこばえがやけに大きくなったと感じて。
ねっ、成長してますよね?
ご神木とされた親樹が倒れたのが2000年3月10日ですから、もう8年経ちました。
段葛の桜も若返ったけど、確か7年物の若木を植えたということだったから、ほとんど、この銀杏と同じなんですね。(まっ、銀杏と桜の生長の度合いはちがうでしょうけど)

今年は台風24号の風害(塩害)で、鎌倉の街路樹はさんざんな目に。こちらのひこばえも黄葉する前に大部分が茶色く枯れてしまいました。ところがね、樹って逞しいんです。葉が落ちて、暖かいから、また若葉が出てきてるんです。こんな具合。
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不条理ですけど、これもあり。

舞殿前広場でやっていた菊花展から2、3枚載せておきます。
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おまけは、国宝館横の銀杏の黄葉です。(上部は茶色く枯れちゃってます)
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いくらなんでも、そろそろ気温も平年並みに下がってくる頃かと。心静かに往く秋を楽しみたいですね。
# by b_neige | 2018-11-11 16:11 | 鎌倉歩き | Comments(0)

鎌倉国宝館 鎌倉国宝館1937-1945(2018.11.07part3)

第3章 戦時中の展示
戦時中も鎌倉国宝館は開館していました。多くの入館者がいらしたそうで。また、作品?をお寺からお借りして展示していたとありました。

まずは、刀剣の類い。すべて鶴岡八幡宮から。中でも、太刀一口。銘 正恒 国宝
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徳川八代将軍吉宗公が八幡宮の修理造営に際し奉納した太刀になります。素晴らしい名刀なんですよね。これを吉宗公が何故手放したかについては、どこかで読んだ記憶が…。
古の長く重たい太刀は、とてもじゃないけれど扱いにくかった云々。
個人的には、刀、よく分かりません。ただ、保存が素晴らしいのでしょう、きれいでした。

さて、刀の次に並んでいたのが、まずは円應寺から奪衣婆坐像。室町時代
その横に、常楽寺(大船)の文殊菩薩坐像。鎌倉時代(13世紀)
おっ、と思いました。いつだったか、この仏様見たさに常楽寺の文殊祭に行ったっけ。
cf : 大船・常楽寺の文殊祭(2014.01.25)
せっかく出かけていったのに、お顔を全く拝見できなかったこと、覚えています。
その仏さま!なんと、なんと。
文殊祭の時だけ御開帳の仏さまをこんな間近に拝観できるなんて!あれから4年経ちました。
まずは、茶色っぽい色合いが独特でした。端正なお顔立ち。きちんとした佇まい。
新編鎌倉誌によれば、この文殊菩薩の頭部は、蘭渓道隆が宋から持参し、体部は日本で補ったとあります。でも、実際は、お体全体が日本で造立されているとか。
お腹が見えている=衣の着方が中国風ということです。

そして、その横にいらしたのが、東慶寺の水月観音菩薩半跏像。鎌倉時代(13世紀)
水に映るお月様を見て和まれてらっしゃる観音さま。きちんとしてらっしゃる文殊菩薩さまとは、ちょっと趣が異なります。
ついでに、そのお隣が明庵栄西坐像でした。頭の格好がユニークな。
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いつもは常設展示のところにいらっしゃるけど、この度はこちらに。水月様のお隣、いいお席ですね。

第4章 終戦へ
国宝館に残された書類の類い。

この特別展、よかったです、お薦めします。
一つ、見落としたのがあって…。第1章のところで、極楽寺の境内絵図!!本物、見ておきたかったのに。どうしよう、また行く??
# by b_neige | 2018-11-09 07:01 | 展覧会など | Comments(2)

鎌倉国宝館 鎌倉国宝館1937-1945(2018.11.07part2)

第2章:太平洋戦争の開戦
鎌倉国宝館の収蔵品の一部は疎開される運びとなり、収蔵品がリストアップされたようです。こんな困難な時代ですが、国宝館は開館していて、円覚寺塔頭・伝宗庵の地蔵菩薩坐像、明月院の上杉重房坐像などが展示されていました。

地蔵菩薩坐像 鎌倉時代 円覚寺・伝宗庵(11世南山士雲の塔所)
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この仏像は初めてでした。画像でははっきりしないかもしれませんが、土紋があしらわれたお地蔵様で、土紋はしっかり襟元、左袖などに確認出来ます。
唐草文、花丸文だったかな。これで、聖観音立像(東慶寺)、韋駄天立像(浄智寺)、阿弥陀如来坐像(浄光明寺)、如意輪観音半跏像(西御門来迎寺)、阿弥陀如来坐像=鞘阿弥陀(覚園寺)と、合わせて6体の土紋装飾の仏様にお会い出来たことになります。
さて、残りは一体:宝戒寺の歓喜天像ですが、秘仏ですからね、無理かな。
でも、この日は、青梅聖天社の歓喜天像、平常展示のところでお見かけしたんです。だから、もしかして、いつか??

お次は、ご存知、上杉重房坐像 明月院
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6代将軍宗尊(むねたか)親王の鎌倉下向に随行し、そのまま武家として鎌倉に定住。上杉氏の祖。狩衣、指貫の礼装姿です。
品格を感じますね

天岸慧広(てんがんえこう、最初無学祖元に師事し、元応2年(1320)元に渡った)の東帰集一巻一冊
鎌倉時代(14世紀) 報国寺
天岸慧広=仏乗禅師の自筆 仏の教えや徳を讃える言葉を漢詩にしたもの

仏乗禅師度牒 弘安9年(1286)報国寺
奈良時代以降、得度して僧になったことを官府が証明し、本人に渡したもの。東大寺で。お免状です。十名の師の名前(寺名も)が入っていました。大きさにびっくり。

頬焼阿弥陀縁起絵巻 上巻 鎌倉時代(14世紀)光触寺
当麻曼荼羅縁起絵巻 下巻 鎌倉時代(13世紀)光明寺
この2つの絵巻が並べて展示されてました。大きさの比較が良くできます。当麻曼荼羅縁起の方は紙を縦にして継いで、上下を広く、大きくしているのが一目瞭然。

この章も見ごたえありました。伝宗庵の地蔵菩薩、鎌倉二大縁起絵巻の比較など、楽しめます。
人出は、たまに小学生の集団が見学に来館しますが、すぐに?帰っていくので、大丈夫、落ち着いてゆっくり観れます。
では、第3章に。続く
# by b_neige | 2018-11-08 19:47 | 展覧会など | Comments(0)

鎌倉国宝館 鎌倉国宝館1937-1945(2018.11.07)

鎌倉国宝館の開館90周年記念特別展に行ってきました。
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(サブタイトルに「戦時下の博物館と守り抜かれた名宝」とあって、どんな仏像が出展されているんだろうと思い、HPの目録を見たんです。そしたら、びっくり、豪華なこと。)
で、出かけることにした次第です。

この特別展は4章仕立てで、まずは、第1章:日中戦争と元寇展
(1939年開催の元寇展で極楽寺の仏像が展示されたそうです)

最初からおっ、と驚き。極楽寺から釈迦如来坐像と釈迦十大弟子立像が出ていました。
極楽寺の宝物館の中に安置されている仏像ですよね。確か、あそこ花まつりの時しか開扉されないのではなかったかしら??
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お釈迦様が最初にお説法をされた時のお姿、説法印、というか転法輪印(仏法が広まり、法輪が回る)と呼ぶ、両手を胸の前に構えた釈迦像。
久しぶりに拝観しました。
十大弟子については、お釈迦様の子供である羅睺羅(らごら)尊者(だからこそ戒律を厳守した)とハンサムな阿難陀(あなんだ)尊者と般若心経で舎利子と呼ばれる舎利弗(しゃりほつ)尊者と大迦葉(だいかしょう)尊者、この4名しか、現段階での個人的レベルでは知りませぬ。。。(汗)

唐草蒔絵払子(伝覚山尼所持品)東慶寺
これは美品でした。中国渡来の白熊の毛を束ねて柄をつけたもの。
払子とは、僧が説法の際、威儀を正すために用いるんだそうです。
唐草文、柄尻に菊花形象牙が嵌められています。覚山尼所持ですよ。わぉ!
高僧の坐像って、必ず払子を持たれたお姿です。(例外は、筆を持たれている記主禅師かと)

北条時宗書状 円覚寺
無学祖元に宛てた文書。時宗は弘安6年(1283)に尾張国富田荘などを寺領として寄進していて、これにより円覚寺の経済基盤が保証され、将軍御願寺としての寺格も得ました。
時宗公の墨跡、なかなかの達筆。

ご存知、国宝、蘭渓道隆像(頂相) 建長寺
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自賛つき。朗然居士(北条時宗公??)のために描かれたとありました。そうなんですね。知らなかった。もう少し長く生きてらしたら、円覚寺の開山にもなられたんでしょうね...。
写実的です。頂相とは、精神面・性格をも表す絵(像)とか。皆さんは、どのような印象をお持ちになりますか?

異国降伏御祈祷記 明王院
これは多分初めて見ました。これが、副住職のお話の中で伺った古文書なんですね。
cf : 梅かまくら寺社特別参拝 明王院(2018.03.25)
cf : 飯盛山寛喜寺明王院五大堂へ(2017.10.17)
正応6年(1293)写本
祈祷までの経緯、7日間に及ぶ修法次第、出仕僧、布施等注文、堂内指図など。
興味がありました!

後宇多天皇の勅額 建治元年(1275) 江島神社
奉安殿に安置されているもの。籠(かご)写しと言って、文字の中は空白、輪郭のみ。内部に金泥塗り。

ちょっと印象に残ったのを挙げても沢山でしょう。今回の入場料は600円でしたけど、かなり満足。
2章に続きます。
# by b_neige | 2018-11-07 18:46 | 展覧会など | Comments(0)

朝から寄り道(2018.11.02)

2日(金)、この日も早朝から鎌倉です。
途中、ちょっとレンバイに寄って、出ようとしたら、パラダイス・アレイのお兄さんがクロックムッシューあるよって。なんだか笑えました。店内を見たら、誰も入ってなくて、それじゃあ、それとコーヒーといただいて行こうかなって。今日は一日、長丁場だし。

久しぶりに入りました。実は個人的に、この不思議な空間、お気に入りです。(天井にはミラーボール)
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ただね、ほんといつもなんとなく、入れないんですよ。
このブログに1回だけ、レポートありました!
cf : 金子サトさんの観音像(2013.12.24part3)

モーニングコーヒー、美味しかったです。
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今日も一日、なんとか終了!
# by b_neige | 2018-11-02 22:33 | 鎌倉歩き | Comments(0)