扇ヶ谷 海蔵寺の紅葉(2011.11.30)
2011年 12月 01日
それじゃ、今日しかありませんね、ということでいざ鎌倉へ。
目指すは、扇ヶ谷の海蔵寺。
途中、英勝寺山門横のイチョウ。青空に向って精一杯背伸び。
海蔵寺・・・・・鎌検公式テキストより
臨済宗。建長寺派。山号は扇谷山。創建は1394年。開山は謡曲「殺生石」で知られる心昭空外(しんしょうくうがい 源翁禅師)。鎌倉公方足利氏満の命により創建された。開基は上杉氏定。
本尊の薬師如来は、坐像の胴体部分に、もう一つの薬師の顔を納めた珍しい仏像。別名啼薬師(なきやくし)、児護薬師(こもりやくし)と呼ばれている。江戸時代建立の萱葺きの庫裡(くり)は、鎌倉の寺院を代表する庫裡建築。門前には鎌倉十井の一つ「底脱(そこぬけ)ノ井」があり、境内左手のやぐらの中に十六の穴の掘られた「十六ノ井」がある。
境内には季節の花が多種咲き、鎌倉有数の花の寺としても知られる。
北鎌倉の東慶寺同様、この海蔵寺も、いつ訪れても、四季折々の花に彩られ、手入れの行き届いた美しい境内を見ることが出来ます。
特に、9月中旬から下旬に見頃を迎える山門の「萩」は圧巻。
(今の時期は根元から刈り込まれて見る影もありませんが。)
境内に赤い大きな野天傘があるのが特徴です。
また、本殿後ろには、池泉式庭園という見事な庭が広がっています。私は、前に一度ここでカワセミを見ました。裏山が借景となって、絵画のように美しいです。ただし、この庭園、普段は残念ながら、脇の方から眺めるだけ。ガイド協会の企画で名園めぐりなどがある際は、本殿にあがらせていただき、正面から眺めることが出来ます。
では、海蔵寺の紅葉です。山門脇から。黄色のモミジに、多少塩害があります。
山門を出たところの紅葉。
山門付近はきれいですが、境内は残念ながら思ったより台風の塩害があります。
(例年は参道の紅葉も美しいのですが。。。 今年は。。。 仕方ありません。)
でも、僅かに残った(無事だった)紅葉、今週、来週あたりまで充分楽しめますよ。
もう少しゆっくりしたいところですが、今日は時間がなくて...。
garage bluebellでお茶をいただいて帰ります。
私だけ。静かな晩秋の陽だまり。