梅かまくら寺社特別参拝 長谷寺(2012.03.08)

梅かまくら寺社特別参拝(長谷寺)に応募。先日、当選の葉書が届きました!
長谷寺は久しぶり。楽しみにしていました。入口に1時半集合です。

空模様はあまりパッとせず…。朝方ちょっと降っていたので、どうかなと心配しましたが、曇りでおさまったようで、よかった、よかった。

僧侶と巡る特別参拝。担当は大谷和尚さま。
長谷寺のパンフレット、十三仏種子曼荼羅のカード(鎌倉四葩よひら製)をいただきました。
参加者は40名ほどだったでしょうか。結構多く感じられました。

受付を入ったところ、放生池の前で、境内の配置は江戸時代とほとんど変わっていないことなど伺いました。ただ、大黒堂は今は高台の方にありますが、昔は下にあったそうです。

池の辺りの様子です。
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数種類の梅がきれいに咲き誇っています。
薄紅色の枝垂れ梅も。
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白木蓮の蕾。
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石段を上って、まずは地蔵堂へ。
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一同、お参りをします。
沢山のお地蔵さまがあります。
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小さいお地蔵さま、白く見えますが、石ではなくて有機素材の樹脂(土に返る)で出来ているとか。

高台まで上りきり、阿弥陀堂へ。
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お祀りされているのは阿弥陀如来坐像です。(ネットから拝借しました。)
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伝承によれば、42歳の厄年に源頼朝が奉納したということです。
(室町時代の作とも言われているのですが、果たして?? 光背は新しいそうです。)
その昔、誓願寺のご本尊だったのが、廃寺になりこちらにお祀りされているとも伺いました。
いずれにしても、大変立派で大きな(2.8m)阿弥陀さま。鎌倉六阿弥陀の一つに数えられます。
ちなみに、最初の阿弥陀堂は現在の地蔵堂辺り(階段中段部)に建てられていたそうです。
もう一つ。こちらに置かれている木魚はクスノキの一木造で世界最大のものだとか。
(ネットから画像、拝借します。)
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くりぬいて造られる為、この大きさの木魚だったら、2、3倍の太さのクスノキが必要とされるそうです。

続いて本堂(観音堂)へ。
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すごいですよ。内陣に入れていただきました。まずは、椅子に腰掛け、ご本尊である十一面観世音菩薩立像について、縁起を伺いました。
(絵葉書をスキャンします。)
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奈良県長谷寺の開山である徳道上人の本願に基づき、クスノキの霊木から二体の観音像が作られたそうです。そのうちの一体が大和長谷寺の本尊となり、残る一体は、流れ着いたところで民をお救い下さいとの誓願を込めて、海に流されました。721年のことだそうです。それが、736年、横須賀の長井(ソレイユの丘)に流れ着き、鎌倉に遷座されて、こちらのご本尊になられた訳です。身の丈9m18cm。光背を入れると12mにもなるそうです。
(光背は関東大震災で壊れ、今のものは平成になってからのものと聞きました。塩害に強いアルミ合金製だとか。)

十一面のお顔についてのご説明もありました。
3、3、3でセットになっていて、前の3体は穏やかな菩薩面。向かって右の3体は憤怒の表情。向かって左は牙を出した、ガンバレという表情。
一番上の大きなお顔は仏頂面(表情なし)。一番うしろのお顔は大笑面(だいしょうめん)と言い、おたふくのようなお顔ということですが、こちらの観音さまの方はお口は開けているものの怒ったようなお顔をされているとのことでした。(真後ろにあたるので、普通見えないんです。)

また、長谷寺のこの観音さまは錫杖を持ってらっしゃるのが特徴とか。長谷寺式と呼ばれるそうです。

一応の説明の後、どうぞ観音さまのお足元に近寄って、お御足にお触れ下さい、と信じられない和尚さまのお言葉!なんと、なんと!
内陣でまずはお焼香して、観音さまのお傍に進みます。台の上に観音さまが立たれていらっしゃるので、二・三段上ったところにお座布団が置かれていました。後で思ったのですが、元々は、和尚さまはこのお座布団に座って、観音さまの片方のお御足(左足)にお触れ下さい、って、そういうおつもりだったと思うのですが、全員!まずはお座布団に座って、それから、観音さまの真下に行き、両方のお御足にお触れした訳で…。(笑)
一同、感激、感動したこと、言うまでもありません。だって、長谷寺の観音さまのお御足ですよ。もったいなく、嬉しかったです。和尚さまからは、特別、今日の日付が入った観音さまの「お御足参、御授札」というお札までいただきました!!

最後は宝物館です。
パンフレットをいただいて、国の重要文化財、十一面観音懸仏(かけぼとけ)3面(装飾品です。前から一度拝見したいと思っていたのですが、大きくて驚きました。直径80cm前後。)(ネットから拝借)
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と、梵鐘(鎌倉で3番目に古い)、それに板碑、観音三十三応現像(和尚さまおススメ!観音さまが33のお姿に変わって私達の前に現れ、お救い下さるという。)、長谷寺縁起絵巻(ネットから拝借)
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などを拝観しました。

約1時間ほどだったと思います。説明もわかりやすく、素晴らしい特別参拝でした。
参拝料は1000円。
(長谷寺の入山料300円と宝物館200円で500円。残り500円でこんなに素晴らしい拝観ですよ。梅かまくら寺社特別参拝、来年もきっと行きます!)

解散後、散策路「あじさいの径(こみち)」を上ってみました。由比ヶ浜方面の眺望です。
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紫陽花のころの写真の看板がありました。
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6月には、ここの紫陽花、見事なんですよ。
良縁地蔵さま。
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経蔵前のマンサク。
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満開です。

最後にお知らせを一つ。
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大谷和尚さまもおっしゃってました。万灯会、3月10日の夜だそうです。

長谷寺、梅も見頃。おススメです!
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by b_neige | 2012-03-09 07:06 | (梅かまくら)寺社特別参拝 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)