京都 建仁寺へ(2012.03.15)

京都のお寺シリーズ、前回は「平清盛」関連でしたが、今日は建仁寺をご紹介したいと思います。
前にご紹介した六波羅蜜寺からそんなに離れていません。歩いて10分もかからないような。
なかなか見どころが多いお寺です。
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建仁寺、本坊。(お寺のHPより)

臨済宗。開山は、鎌倉でもお馴染み、栄西(ようさい)禅師。開基は源頼家。
京都最古の禅寺です。寺名は当時の年号から。鎌倉の建長寺(開山:蘭渓道隆 開基:北条時頼)より少し古め。

このお寺には国宝「風神雷神図屏風」(俵屋宗達作)があるんですよ。
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本坊の拝観受付から方丈へ上がる右手なんですが、通常はデジタルの複製画(CANON)が置かれているようです。落款も印章もないのがスゴイです。
(ここで、法堂の双龍図を描いた小泉淳作画伯のビデオ(10分ほど)を観ました。あとで拝観するのが楽しみ。)
まず、和尚様のご案内で方丈へ。
ご本尊のご説明やら立派な襖絵のご説明やら・・・。
書院には、ダウン症の書道家、金澤翔子さんによる「風神雷神」の書も。
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ダイナミックで素晴らしいでしょう?
(私は、大河ドラマ「平清盛」の題字で彼女を知りました。だから最近です。)
作品の横の説明。
「・・・(前略)2006年10月には鎌倉建長寺に額装「慈悲」を奉納されました。今回、建長寺様のご紹介により金澤さんとのまたとないご縁を頂戴し、当山に大作「風神雷神」を奉納いただけることとなりました。構図が実物の屏風を連想させ、まさに風神と雷神が天を飛翔しているかのような躍動感にあふれた作品です。」

書院中庭には2つの庭園がありました。
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潮音庭。中央に三尊石、その東に坐禅石を配した四方正面の禅庭だそうです。
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○△□乃庭。
残念ながら栄西禅師800年大遠諱(2014年)に向けての修復工事中。
○△□という三つの図形で宇宙の根源的形態(命)を示し、禅宗の四大思想(地水火風)を象徴しているそうです。

和尚様のお話の中でおもしろかったのは、神社にお参りする時と、お寺にお参りする時の違いについてです。神社では、神様に感謝をし、誓いをたてるんだそうです。お寺では、仏さまに自らの気持ちの有様を聞いていただくんだとか。初めて伺うお話に目からウロコでした。
「対面同席五百生」(たいめんどうせきごひゃくしょう)という言葉についても教えていただきました。
電車やバスの中で対面したり、同席した相手は過去(前世)において、最低でも500回は人生を共にしながら、生まれ変わってきた、何らかの関わりのある人ということです。
「袖触れ合うも他生の縁」という言葉もありますね。
人間は必ずどこかで繋がっているということでしょう。ご縁を大切に感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

さて、最後に法堂を訪れました。
(お寺のHPより)
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天井画、小泉画伯の「双龍図」。
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2匹の龍が暴れまくっています。とってもよかったです。今年1月に亡くなられた小泉画伯を思い出して涙が出そうでした。

感動を胸に建仁寺北門をくぐり、
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花見小路を抜けて祇園に向かった次第。
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by b_neige | 2012-03-20 08:21 | 京都のお寺 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)