逗子 まんだら堂やぐら群へ(2012.03.20)
2012年 03月 21日
場所は名越切通のかたわらです。(鎌倉市ではなく、逗子市の管轄内)
今日は鎌倉駅から3番バス(緑ヶ丘入口行き)に乗って、終点で下車。
写真で見て、いつか訪れてみたいと思っていました。今日は朝から上々のお天気で、最高。
バスから下車し、名越切通までの道は中学生くらいの男の子に教えてもらいました。
鶴岡八幡宮の横にある横浜国大付属に通ってるとか。自分のうちの方向じゃないのに、山道に入るところまで案内してくれました。ほんとに親切な男の子。メガネかけて可愛らしかったです。 (^^)
さて、まんだら堂です。入口で資料(プリント)をいただきました。
きれいに整備され、手前が広場になっています。白梅が1本きれいに咲いていました。
やぐらが何層にも重なっています。すごいでしょう?
まんだら堂やぐら群は、一つ一つは2m四方程度と小規模で構造も単純なものが多いですが、150穴以上の存在が確認されている有数のやぐら群で、これだけまとまったやぐらを良い状態で見ることが出来る遺跡は鎌倉市内にも少なく、たいへん貴重です。やぐらの中に並ぶ五輪塔は、後の時代に動かされているものが多いので、中世の姿そのままとはいえませんが、主に火葬した骨を収めるなどして供養するために建てられたものです。
白梅を入れて。
桜の巨木の右側からは展望台に上れるよう整備されていました。上から見たまんだら堂やぐら群。
ゴールデンウィーク中の公開、お時間があったら、是非行かれて見て下さい。
おススメです。
曼陀羅堂跡は、静かに花ショウブとアジサイが咲く美しい所でした。
平和を願う、妙行寺(たしか?)の行者さんが、花を植えて・・・
近年は荒廃し、逗子市の管理と聞いていました。
まんだら堂やぐら群、お天気のせいもあるかもしれませんが、きれいに整備されて明るい雰囲気の場所になっていました。
(それがあるべき本来の姿ではないと思いますが...。)
梅が咲き、やぐらの所々に水仙や紫の諸葛菜が咲き乱れ、のどかな春景色でした。