有志会 円覚寺山門・舎利殿・帰源院(2013.06.18 part2)

帰源院は、円覚寺洪鐘(おおがね)に向う石段を左手に見て、右方向へ上っていく坂道を進むと、左上に山門があります。
e0245404_1053610.jpg
昔は鎌倉石の石段だったようですが、磨り減ってすべりやすくなってしまった為、今は新しいものに替えられています。山門と木戸は昔のままだとか。
通常は拝観不可のお寺です。

山門に掛けられている扁額。
e0245404_11232278.jpg
「萬法帰源(まんぽうきげん)」と読みます。「萬法帰一」と同じ意味だそうです。
萬法とは自然の根源のこと。また、帰一とは、すべてのものは、一から生じ一に帰すること。
ちなみに、この「一」ですが、仏教では真如もしくは、法性・一心・自性清浄心ということだそうです。
また、山門入口左には「鎌倉 漱石の会」の看板もありました。毎年、春と秋に本堂で講演会が行われているんですって。

本堂。
e0245404_10535020.jpg
左下に、有名な漱石の句碑が見えています。
e0245404_10535061.jpg
「佛性は白き桔梗にこそあらめ」
解釈:物事の根源は、そこに咲いている白い桔梗のように真っ白なんでしょう
初めて目にしました。なかなか大きな立派な句碑です。

境内で一際目を引くのは大きなタイサンボクの木。シンボルツリーです。
本堂の縁側から見下ろして。
e0245404_10544425.jpg
憩いの場になっているよう。沢山花をつけて、
e0245404_10551447.jpg
e0245404_10552154.jpg
辺りにはいい香りが漂っています。

本堂の中で、リーダーの説明を伺います。

帰源院 : 円覚寺38世傑翁是英(けつおうぜえい)の塔頭。中興開祖は奇文禅才(きもんぜんさい)、中興開基は北条氏康(後北条氏三代目)。

漱石は明治27年年末から翌年初めにかけ2週間ほど参禅しています。この時の体験が後に「門」に描かれました。
また、帰源院ご住職であった富沢敬道と夏目漱石の間に交わされた何通かの書簡が残っており、そのうちの1通が額に入れられ、掛けられていました。
画像左側の裏封筒に夏目金之助と判読できます。
e0245404_10554478.jpg
庭園の小さな祠の中の可愛い仏さま。
e0245404_11201442.jpg
e0245404_1120413.jpg
そして、やはりこの時季、アジサイが美しかったです。
e0245404_1121382.jpg
e0245404_11211642.jpg
今回のツアーはこれでお開き。
by b_neige | 2013-06-21 20:50 | 鎌倉歩き | Comments(0)
<< 北鎌倉 アジサイの頃の東慶寺(... 有志会 円覚寺山門・舎利殿・帰... >>