ガイド協会史跡めぐり-いたち川沿いの古刹(2013.10.07 part2)
2013年 10月 09日
川べりの散策、この日は天気が急速に回復し、夏日のよう。そこここで満開のキンモクセイ。
夏、再来~。もういいのに。(>_<)
ほどなく長慶寺に着きました。浄土真宗。
*三代執権・北条泰時が伯母である北条政子の追善法要の為、浄土真宗の開祖・親鸞聖人を鎌倉に招き、一切経校合(いっさいきょうきょうごう)を執り行いましたが、その時、当時の住持であった光明寺・了恵、長慶寺・超世らが同席し、親鸞聖人の学徳に傾倒し、浄土真宗に帰依したそうです。
徳川家康ゆかりの寺。
鷹狩りの帰り、ここに立ち寄り、所望した水が気に入った家康から、後に立派な茶碗を拝領することに。これが縁で家康は本堂再建の資金も寄進したそうです。三代将軍家光は寺領13石を与え、家康ゆかりの地として代々保護しました。
ここも特別拝観で中に入れていただきました。
庭先に咲いていた最後の彼岸花。
お地蔵さまの前掛けの色は大体、赤ですが、赤とは厄病避け・魔除けにつながるそうです。
桂谷山永林寺。曹洞宗。
特別拝観でお堂の中に。坐禅について、臨済宗と曹洞宗の坐禅の仕方など、ガイドさんより教えていただきました。なお、このお寺にはご本尊のほか、十一面観音像が安置されていて、鎌倉郡三十三観音霊場(16番)と伝えられるそうですが、私にはいくら探しても、見つけられず、残念。(ガイドさんの説明、聞こえてなかったのかも?)
2:30にはこのお寺を出なければならない、ということで少々あたふたとした拝観になりました。
この後、飛ばした皇女御前神社の説明のみお聞きし、解散に。
どうしても訪れたいという方のみ、ガイドさんと戻って行かれました。
私は主人とバスで大船に~。
今日のガイドさんはMさん。初めてでした。蒸し暑い中、詳しく丁寧な説明に脱帽。感心しました。
永林寺には附属の幼稚園がありますが、その脇のキンモクセイの木。