浄智寺での除夜の鐘(2014.01.01)
2014年 01月 01日
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日・大晦日、浄智寺に行ってきました。
「除夜の鐘」の語源・由来 <語源由来辞典より>
除夜の鐘の「除夜」は、大晦日の夜のこと。
大晦日は一年の最後の日で、古い年を除き去り、新年を迎える日という意味から「除日(じょじつ)」といい、その夜なので「除夜」や「除夕」という。
除夜の鐘で鐘が撞かれる回数は、人間の煩悩の数が108あることから、それを取り除くために108回である。
ただ、以下のような説もあるそうです。
1.月の数が12、二十四節気の数が24、七十二候の数が72なので、全てを足すと108になり、1年を表しているという説
2.「4×9(四苦)」と「8×9(八苦)」を足すと108になり、四苦八苦を取り除くという意味合いがあるという説
とにかく、その百八の鐘を撞きに、大晦日22時半になっていたでしょうか、北鎌倉・浄智寺に到着。
鎌倉石の参道に、既に何人かの方が並ばれていました。
この整理券を受け取ると、皆さん、思い思いの場所で暫し、くつろがれます。
鐘楼門に灯りが入りました。
整理券を配ってらっしゃる方に今年の人出はどんな風ですかと伺ってみました。例年より早目だそうです。23時15分で打ち切りでした。昨年と同じ頃にきてみたんだけど、ダメだったという方々が大勢いらして、今年は23時より前に着いていないと厳しかったようです。
偶然、最後の札をもらった方に遭遇。写真を撮らせてもらいました~。
23時半、まずは、ご住職さまが鐘楼門2階に上がって、お経を唱え、鐘を何回か撞かれます。その後、いよいよ除夜の鐘、開始。
どんどん自分の番が近づきます。
私が上がると主人はもう鐘を撞き終わっていました。ご住職に一礼し、どこを持つのか教えていただき、鐘を撞きます。何にも考えていません。無心でした。
直後、ちょっと強く撞きすぎたかなぁ、という感じ。(笑)ゴォォーン。もうちょっと優しく撞いてもよかったかも。(反省)
下で、寒い中、ごくろうさまという意味で、甘酒かお汁粉がふるまわれます。
まだまだ鐘は続きます。
なんだか優しい、新しい年の始まりの時でした。
浄智寺での「除夜の鐘」は全て無料。すごくアットホームでよかったです。
鎌倉石の参道を下りてくる途中、遠くから円覚寺の除夜の鐘が聞こえてきました。
続く