大晦日の夜から元旦にかけて(2014.01.01 part2)
2014年 01月 02日
当然、建長寺の前を通ります。
浄智寺で並んでいた時、前の方が去年は建長寺で除夜の鐘を撞いたとおっしゃっていたことを思い出しました。それって、もしかしてあの国宝の梵鐘のこと?って気になり、ちょっと様子をみに中へ。(無料です)
国宝の梵鐘はお正月の装いで、三門の横のいつもの場所に、きちんと祀られていました。
撞かせていただけるのは、どうやら国宝の梵鐘ではなさそうです。(そりゃあそうですね)
人の流れは西来庵の方へ。
私たちもそれに続きます。
西来庵は建長寺開山・蘭渓道隆を祀る、由緒ある塔頭。沿道に咲く春牡丹がきれいですが、自由に観られるのは沿道のみ。開山堂や昭堂(重文)などの拝観は出来ません。いつか機会があったら、とずっと思っている聖域。
どうやら、その西来庵の鐘が撞けるよう。
沢山の方が並んでいらっしゃいました。
空には星が無数にまたたき、鎌倉って、こんなにきれいに沢山の星が見えるんだ、と感激!
かれこれ15分は並んだかしら。西来庵の門をくぐります。
浄智寺より大きめの梵鐘でした。お坊さんに一礼。撞く時、もう一人のお坊さんが後ろで手伝ってくれます。
浄智寺同様、撞く時は何も考えたり、願ったりしませんでした。余裕がないのかな。ただただ、お務めを果たすのみという感じ。
ここでも私、元気よく鐘を撞きすぎて。。。ゴォォ-ン。なんて大きな音。大きければいいってわけじゃありません。どう撞けばいいのか、今後の課題となりました~。(+_+)
鐘を撞いた後、鐘楼から下り、昭堂(暗くてよく見えないのですが、目の前に昭堂があります)正面に置かれた小さな箱にいくらかお布施を入れました。(これは任意と思います)
若いお坊さん(修行僧?)が甘酒を飲んでいって下さい、とお座敷に誘って下さいました。
お座敷は2ヶ所、修業僧の方々が寝泊りされるところなんでしょうか、小さくて質素な畳の部屋でしたが、中央に甘酒が入ったアルミのお鍋が置かれ、みかんもいくつか。
それぞれ自分で横に置かれていた湯飲みに入れていただきます。
寒かったので、お座敷でほっと一息。ありがたいお接待でした。
建長寺では大晦日の除夜の鐘は並べば、全員撞けるということでした。108までは除夜の鐘。それ以降は「暁の鐘」というそうです。
西来庵を出て、ちゃんと建長寺仏殿にもお参りしました。
ピンと張り詰めた寒さの中、静寂な荘厳な空気が漂っていました。
そして、鎌倉・鶴岡八幡宮。
あとから考えるに、浄智寺、建長寺と並んで除夜の鐘を撞き、そのあと、帰宅して、八幡さまへの初詣はまた違う日でもよかったのかもしれません。年齢的に?(笑)
静かな北鎌倉とは全く対照的な鶴岡八幡宮の賑わい。いささか疲れたというのが本音。
鎌倉駅前で30分ほどコーヒーブレイク。帰宅は、大崎行き03:14の電車でした。
本日より、伊豆・下田方面に3日ほど行ってきます。ブログはちょっとお休みしますね。