建長寺・塔頭、回春院から天園への西御門口へ(2014.02.03 part2)
2014年 02月 04日
回春院山門手前の墓苑入口で、映画監督の大島渚さんのお墓を示すプレートを発見。まぁ、びっくり。昨年、出来たんですね。知りませんでした。
注:以前、回春院にある作家の「葛西善蔵」のお墓をご紹介しましたが、回春院の墓苑は2ヶ所あって、大島監督のは山門手前。葛西善蔵さんのは、小川に沿った脇道を上って行く上の墓苑。
せっかくなのでお参りすることに。
大島監督が好まれたのでしょうか。お墓の横には枝垂れ桜が植えられていました。
大覚池越しに見る建長寺・塔頭、回春院。
本堂にも入れていただきました。(ご住職は愉快な方だった記憶が)
創建時の位置は現在地より北西にありました。(朱垂木やぐら方面、石切場辺り)
本堂前の大覚池は建長寺の貯水池として利用され、昔は数倍大きく深かったそうです。大亀が棲んでいたと「新編鎌倉志」に記されています。
さて、ここから山道へ。
そのまま道なりに歩いて行くと、じきに十字路に。
左が朱垂木やぐら経由天園ハイキングコースに合流する道。右が先日、八幡さま裏の新宮神社から上って来た道になります。
新宮神社からこの地点まで、アップダウンを繰り返しながら相当歩きましたが、回春院からだと、あっという間。ちょっと拍子抜けです。だって、多分あの時、小1時間位かかったんじゃないかと。。。途中、分岐もあったし、ここまでなかなか難しいルートなんですよ。(ほんとにいつか確認の意味で、もう一度歩かなくっちゃ)
そして、この十字路、まっすぐ進めば、西御門口。ものの数メートルで西御門の住宅脇に出てきました。
この画像は歩いてきた道を振り返って。
先日、コメントをいただいヒロリンさんがおっしゃっていた通りです。(笑)
でも下りはらくちん。ひたすら下りるだけ。(^^)
天園への西御門口、お初でした。
のロケ地めぐりしましたよ。 建長寺の中では「えっ、こんなところが?!」と。
「杉の木立がとぎれる辺りに、やわらかな緑の絨緞が広がっていました。」とある、この場所で1回目の「朱垂木やぐら」探しを。
パンツの膝から下に植物の種がビッシリくっついていました。
この辺りから回春院への場所は<地獄谷>と呼ばれるとか。
ここから回春院へ抜けられた時は、「地獄から極楽へ来たの?」
みたいな驚きがありました。
私のコメント覚えていてくださって嬉しいです。
あそこは、やはり上るより下る方が・・・
「ちょっと拍子抜けです」、全く同じ気持でした、私も。
それでも道のつながりがわかった達成感は大きかったですが。
十王岩-回春院のルートでは、昔、ガイド協会さんに「朱垂木やぐら」と、もう一つ、「線刻地蔵やぐら」を教えていただいたのですが、その二つ目のやぐらがその後、どうしても見つけられないんです。やぐらの中に、線でお地蔵さまが刻まれているという。
ヒロリンさん、もし見つけられたら、是非教えて下さいね。道沿いではなく、少し離れた場所にあったことしか。。。(>_<)
今日の「徹子の部屋」、有馬稲子さんがゲストで
小津安二郎監督が話題となり「監督の家で目にした衝撃の光景など、小津ファンにはたまらない秘話で当時を振り返る。」
とあります。
このブログで教えていただいた小津監督が住んでいらした家
が話題になるかもしれませんね。
小津さんといえば、鎌倉文学館、そろそろ行っておかなければね。
特別展、いつまででしたっけ?