人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)

3月末のフランスの食文化を楽しむ会、2ヶ月に一度なんですが、今回は用事が重なりとうとう出席できませんでした。
その代りにと言ってはなんですが、IBSのカルチャー講座・フランス菓子サロン「至福の土曜日」に参加して来ました。(IBS インターカルチャー:http://www.ibs-ic.com/
駅で待ち合わせ。歩いて5分ほどの講師宅へ。もちろんフランス人、マダムです。駅からそう離れてない場所なのに、とっても閑静な一角で驚きました。

さて、メニューは、
-Salade de pâtes aux tomates cerises basilic et parmesan
 (パスタサラダ チェリートマトとバジル、パルメザン)
-Tarte chocolat liégeois(リエージュチョコレートのタルト)
-Sablé breton(サブレブルトン)

全員で記念撮影をしてから、すぐ作業にとりかかります。

最初はリエージュチョコレートタルト。リエージュって、ベルギーの都市名です。ベルギーはチョコレートで有名。あのゴディバだってベルギーのチョコ。
基本的には、マダムがデモンストレーションして、私たちが適時、それを手伝うという形。

最初にタルト生地をつくって、それを冷蔵庫で冷やしておきます。
手際よく、ササッと動くマダムの手。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1254073.jpg
ここでのポイントはバターをあらかじめ、小さく賽の目にカットして混ぜ合わせることです。

さて、次は、中に詰めるチョコレートクリーム。
チョコレートを湯煎にかけて溶かします。
ここでマダムの便利なお鍋登場。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1254198.jpg
こんな風に底がすぼまっていると、楽に湯煎出来ますね。
どこで購入したっておっしゃってたかな?(忘れました。<(_ _)>)確か、スゥエーデンだったか、アメリカだったか。マダムは日本にいらっしゃる前は中国、その前がスゥエーデン、アメリカだそうです。(もう15年も外国暮らしだとか)
別鍋で牛乳と生クリームを煮立て、卵黄と砂糖を白っぽくなるまで混ぜ合わせたところに少しづつ加えます(卵が煮えてしまわないように)。
再び、鍋に戻してとろっとするまで煮上げ、それを溶かしたチョコレートに注ぎ入れて手早く混ぜます。
なめらかにテリが出てきたらチョコレートクリームの完成~。
そうそう、マダムはチョコレート職人なんですよ!白いエプロンが様になっています。仕事着って感じ。もちろん帽子もお持ちとか。

お次は、冷やしてあったタルト生地をのばす工程です。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_12544013.jpg
カメラはいつもながら追いつきません。
この生地をのばして、8個の小さいタルトレットの型に敷き込みます。
そして、敷紙の上に、重しを適量。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1255331.jpg
紙を敷くのは、ストーンが生地に入り込まないようにするためと、重しをおくのは、タルトの底を平らにするためです。
ここまで準備ができたら、あとは焼成。冷まして型からはずしておきます。

そうそう、残った生地はどうするかと言うと、まとめて棒状にして、まわりに三温糖をまぶしました。こんな風。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_12552099.jpg
これを1cm位にカットし、切り口にも三温糖をまぶして焼成。さて、どんな感じのクッキーになるのかしら?

ここで、焼きあがった先ほどのタルトレットにチョコレートクリームを流し入れ、再び冷蔵庫に入れて、チョコレートが固まるまで待ちます。

待っている間に、サブレブルトンの生地作り。出来上がった生地を薄くのばして、丸型で抜き、焼成。

さて、いよいよ終盤です。生クリーム(クリームシャンティー)を用意し、固まったチョコレートの上に絞り出して、美しくデコレーション。いい感じに仕上がりましたよ。

最後の作業は、パスタサラダ。
茹で上がったフリッジ
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_125729.jpg
(もちろん、ペンネやら他のパスタでもいいそうです)にチェリートマトやバジル、チーズ等混ぜます。味付けは塩コショウにオリーブオイル。にんにく。
こんな風です。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1257185.jpg
これに黒オリーブなど加えたら、更に彩り鮮やかにバージョンアップすること間違いなし~。

ここまでの工程で、あら、私も欲しいなと思った、小物アイテムは、卵を卵黄と卵白に分ける器具。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1257362.jpg
100円ショップで売ってるのかしら?個人的には、いつも卵の殻を使って、分けています。それが時々、失敗する?時があって、この用具はスグレモノと思いました。
もう一つ。このハサミ、最高~。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_12574815.jpg
バジルを切る時、使いましたが便利でした。でも、指まで切らないように気をつけないとね。

さぁ、台所からリビングに移動。今回のテーブルセッティングはこんな風。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1258988.jpg
マダムをいれて全員で7名。テーブルに置かれたピンクのバラが優しげです。
(お皿はマダムがおばあさんから譲り受けたというリモージュの上品なもの)
ここにパスタサラダとワインを置いて、
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_13142693.jpg
お食事タイムとなりました。

お皿にサービスされたパスタサラダ。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_12584960.jpg
お昼だったら、これだけでメインになりますよね。
おしゃれでしょう?気軽なおもてなしに使えそうですね。
焼きあがったクッキー類。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_125946.jpg
サブレブルトンが丸い方。タルトの残り生地で焼いたのは茶色いゴロッとした素朴な感じのクッキー。おいしそうでしょう?

そして、お待たせしました。お食事の最後は珈琲とリエージュチョコレートタルトです。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1259239.jpg
タルトの上には荒めに刻んでローストしたアーモンドとココアパウダーがトッピングされています。お味は甘さ加減が絶妙でした。どちらかと言うと、お砂糖控えめ。甘くない?に近い風味。とっても美味しかったです。

珈琲カップに添えられたスプーンが可愛らしかったこと。
フランス菓子サロン「至福の土曜日」(2014.04.12)_e0245404_1321180.jpg
こういうアイテム、好きだなぁ。

お食事はやっぱり話もはずみ長くなります。(笑)予定時間を一時間以上オーバーしてお開きとなりました。

おしゃれなパスタサラダ、これは作るの、簡単ですよ~。プラス、ゆっくり味わいたい至福のスイーツ。土曜日の昼下がりにぴったりのメニューでした。
フランス語など分からなくても全然大丈夫。至れり尽くせりにちゃんと通訳が入ります。(我らがDirectrice Iさん) リビングやキッチンのインテリアも参考になるし、もし興味を持たれたら、どうぞ一度、IBSのカルチャー講座、チャレンジしてみて下さいね。♫ フランスへの新しい扉が開かれますよ。016.gif

湯煎で:au bain marie
生地:la pâte
塩ひとつまみ:une pincée de sel
ふるった小麦粉:la farine tamisée
粉砂糖:sucre glace
タルトストーン:billes de cuisson
Commented by ぽっきゅる at 2014-04-17 17:52 x
みんな美味しそう(*´ω`*)
いつか参加してみたいです

Commented by b_neige at 2014-04-17 23:30
お待ちしていま~す。♫
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by b_neige | 2014-04-16 06:49 | フランス語、IBS関連 | Comments(2)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)