材木座 光明寺の観蓮会(2014.07.27)
2014年 07月 28日
この土・日、観蓮会だったんです。
夏になると、鎌倉は人の流れが変わります。鎌倉駅から乗ったバスにも大勢、海水浴のお客さま、いらっしゃいました。
さて、光明寺で下車したところ、海からの風がなんて心地よいこと。陽射しはきついけれど、涼風でちっとも暑くない!昨日と大違いです。海辺だとこんなに違うものかしら? 単にこの日、風があっただけ? (^^ゞ
とにかく、ちょっと拍子抜けするくらい、快適~。これなら大丈夫。(^^) 山門に向います。
反対側では手作り市(手芸やら、陶芸やら。。。)が開かれていました。
山門をくぐると、桐の紋所が入った提灯が吊るされています。
ハスの花、如何でしょう?バックに見えている建造物は宗祖・法然上人の800年大御忌に建てられた大聖閣(たいしょうかく)です。
ちなみに鶴岡八幡宮のハスの花は古代ハス。大賀ハスなんですよ。(あんなにいっぱい、古代ハスなんて、びっくりしちゃいますけど)
お寺の方によると、7月中旬が盛りだったとか。でも、赤い野天傘が二つも出て、ムード満点、まだまだきれいなハスの花を楽しみました。
そして、ハス池を見下ろすこの廻廊の一角で、象鼻杯がいただけるということで、チャレンジしましたよ~。(^^)/
古代中国の夏のお遊び。
こんな風にいただきます。
(この画像は待っている間に撮らせていただきました)
この後、主人、そして私、トライしました。”^_^”
せっかくですもの、お酒の方。
ハスの葉の香り?清涼な味わいというか、清々しい香りのお酒という感じ。
あとで、茎の口をつけた部分を5cmほど切って、光明寺の袋に入れて頂けます。茎の切り口を見ると、小さな穴が4つ、周りに更に小さい穴が4つほど?あいていました。
ハスの葉の方には、真ん中に4つ、小さな針でついたような穴があけてありました。4つくらいが丁度いいんですって。
「ハスは泥より出でて泥に染まらず」清浄な美しい花は他に類を見ません。極楽浄土の象徴?お寺での象鼻杯、よかったです。
あとは、大聖閣でのお茶会。
10人ずつぐらい順番に呼ばれ、記主庭園を横切って大聖閣1階のお茶席へ。
お茶会の前には、八角になった2階部分に上り、ご本尊の阿弥陀如来三尊も拝ませていただいたんですよ。ありがたいことです。
中央の阿弥陀如来さまの光背は光り輝いて、外からでもよくわかります。
この窓からの眺望です。
さて、立礼式の抹茶席でのお菓子です。
観蓮会のお茶会は既に決まっていた行事として、開催するものの、例年何かご住職のお手による墨跡があったようで、その代りに?、同じ浄土宗で親交のあった高徳院のご住職にこの歌を選んでいただいたそうです。
お菓子は「和賀江島」のイメージで。ご住職が生前、和賀江島近辺をよく歩かれていたということから。(大町の大くにさんのもの)
お茶室のお花は、そんなこともあって?、ムクゲとじゅず球でした。
大聖閣から出て、書院の前に置かれていた古代ハス(=大賀ハス)の蕾。
私も行きたかったです。最後の写真、・とんぼ・には、はっ!!
目がテンになりました。とんぼ、大好きなのです。
光明寺近くの路上で、さくら貝を売っている?おばあちゃんと
お孫さんがいるのですが、ごぞんじですか?
二人で拾い集めた貝をわけて下さるのです。
私は1、2度、貝のみ目にしたことがあります。
そうなんですか。おばあちゃんとお孫さん?
それはそれは。。。(^^) いつかお目にかかりたいものです。