東日本大震災 追悼・復興祈願祭2015(2015.03.11)
2015年 03月 13日
2時過ぎに行ってみると、仏殿前から、山門のところまで、既に列が。2時半に近づくにつれて、徐々に混んできました。
*鎌倉ガーディアンズとは?
ノブレスオブリージュ(高貴なる者の義務と精神)をもって、自分達の愛する街を自分達の手で「いざ鎌倉」の武士精神をもって守る、という理念のもと、活動されているNPOです。
真ん中は仏教、神道、キリスト教の宗教者らが仏殿内に進まれる道になるので、開けてあります。
2時半前だったかな、最初に仏教、僧侶の方々が仏殿に入られます。
その神職の方々と司祭・牧師の方々が仏殿に入られる際には、お散華(さんげ)が大量に撒かれ、
(2枚、赤と白のお散華、あとで拾えました!)
参列者、多かったですよ。約1500人と聞きました。
震災のあった午後2時46分に合わせて、円覚寺の国宝・洪鐘(おおがね)が鳴らされ、参列者全員が黙祷しました。
ご本尊「宝冠釈迦如来」が安置されている仏殿内で、まずは神職による祈祷(大祓詞)、ついで、司祭・牧師による祈り(聖書の朗読や讃美歌)、最後が僧侶による読経。
不思議な光景ですが、厳かな雰囲気の中、一般参列者は順番に仏殿前でお焼香し、手を合わせます。
それから、円覚寺・横田南領管長による香語(法要の要となる精神を漢文調にまとめたもの)、これには驚かされました。
最初に意訳を読まれ、次に訓読を唱えられたのですが、その張りのあるお声の素晴らしかったこと、鳥肌が立つような渾身の力に満ちたお声に、魂が揺さぶられました。
参列者に配布されたプリント、スキャンしますね。
塔頭・桂昌庵(弓道場があるところ)の河津桜が満開でした。