人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)

さて、フランスには夕方到着し、そのままバスでルーアン(Rouen)まで。ルーアンはフランスの北西に位置します。(ノルマンディー地方)
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_212698.jpg
セーヌ川の河川港で、ローマ時代からの歴史がある街です。ノルマンディー公国の首府として栄えました。有名なのは、ノートルダム大聖堂。印象派の画家モネの連作でお馴染みです。また、15世紀、ジャンヌ・ダルクが火刑に処せらたのもこの街。

ルーアンに着いたのは、結構遅く、夜の9時頃だったでしょうか。バスを降りて、大聖堂近くのホテルまで。
こちら、ホテルに着く前に撮った大聖堂。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2162083.jpg
ちっとも暗くないでしょう?暗くなるのは夜11時過ぎからなんです。(日本との時差はサマータイムで7時間)

さて、翌朝(観光第1日目)です。
この日は現地のガイドさん(フランス人のご主人と結婚され在ルーアン20年の日本の方)のご案内で、ルーアン、エトルタ(Etretat)、オンフルール(Honfleur)とノルマンディー地方をまわります。

ホテルを出た辺りの町並み。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2165282.jpg
印象派の作品で、このアングルからの作品があるそうです。

朝のノートルダム大聖堂。(中は朝早い時間で入れず、午後ホテルに戻る前に見学出来ました)
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2172181.jpg
内部。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2175458.jpg
そして、古いステンドグラスが何枚も。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2182234.jpg
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_221144.jpg
古い歴史の重みを感じます。

ところで、モネは、大聖堂前広場に面したこの建物の2階(当時は肌着売場だったとか)の一角を借りて、制作に励んだそうです。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_22248.jpg
夜明け、日没直後の様々な時間、また、異なる天候のもとと、その作品数はなんと33点に及びます。
*この時は、朝早い時間で中には入れませんでしたが、同じく午後、特別に上がらせてもらいました!
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2222983.jpg
写っているのはガイドさん。
窓辺に置かれていたモネの作品(レプリカ)。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2225298.jpg
この作品のみ、このルーアンに残されているんですって。(ルーアン美術館所蔵)。
モネと同じように、窓から大聖堂を眺めました。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2241444.jpg
さて、こちら、ルーアンの街のシンボル・大時計(ルネサンス様式)(中は時計博物館になっています)です。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_22446100.jpg
時計は14世紀、門は16世紀のもの。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_225878.jpg
時計には針は1本のみ。時計の周りのふわふわは羊。この建物の彫刻にもルーアンの紋章である羊が沢山観られました。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2253042.jpg
門の表側にまわって。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2255635.jpg
ガイドさん、このアングルからの印象派の絵画も紹介して下さいました。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_226119.jpg
この後、裁判所(古い建物)も見て、朝市の中を通り抜けます。フランスはチーズの国。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2263646.jpg
ノルマンディー地方の代表的なチーズをご紹介しておきますね。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2265250.jpg
右端のハート形のチーズ(Neuf châtel=ヌ-シャテルまたは、ヌフシャテル)、可愛いですよね。

そして、ジャンヌ・ダルク終焉の地へ。ジャンヌ・ダルクが聖女と認められたのは最近のこと。Place du Vieux-Marché(旧市場広場=ジャンヌの処刑場跡)には、ジャンヌ・ダルク教会が建っています。
彼女の死後、彼女の母親の訴えから裁判がやり直されて、ジャンヌの名誉が回復されました。1803年、ナポレオンは「フランスの独立が脅かされるときには、優れた英雄が出て必ず奇跡をもたらしてくれることを、あの有名なジャンヌ・ダルクは証明している」との言葉を贈っています。ジャンヌはフランスの英雄となりました。1919年、ローマ教皇庁により、ジャンヌは「聖女」と認められ、それからこちらの教会が建てられたそうです。

教会はとってもおもしろい形をしているんです。モダンで独創的な建築。大きすぎて写真無理~。Yahoo Franceから画像、お借りしました。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2274895.jpg
内部もついでに。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2283513.jpg
外側の十字架。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2291374.jpg
ここがまさに処刑場所とか。
そして、外側にあるジャンヌ像。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2293592.jpg
悲しい場所です。

この旧市場広場に面して建つ中世の木組みの家。撮り損ねたので、France Yahooからお借りしました。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_6254913.jpg
ルーアンには2000軒ほど残っていると伺いました。

あとはね、自由時間に、サン・マクルー教会&中庭を訪れました。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_9285841.jpg
離れた場所にある中庭が不気味なんです。14世紀にペストに襲われたルーアンでは、市民の3/4が亡くなったそうで、大量の遺骨を収容するために造られたのが、中庭をぐるっと取り巻くこの建物。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_2304410.jpg
骸骨や、お墓を掘る道具などが彫刻されているんです。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_231666.jpg
グロでした。

ただ、その一角では、なんだか、劇の練習をしていて。
フランス旅行 第1日目 ルーアン(2016.06.25)_e0245404_235519.jpg
ちょっと和んだかな。(^-^)

では、ルーアンからバスに乗って、エトルタへ。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by b_neige | 2016-07-03 07:10 | 旅行 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)