高徳院ー源頼朝公の供養塔(2017.06.30)
2017年 06月 30日
小学生のガイドで、ほんとに幾度となく高徳院・鎌倉大仏を訪れました。実は今日も。
これまで、何を今更、という具合で高徳院には、あまり出かけなかったんです。だから、新しい発見が多くて...。
高徳院って、歌碑や石碑が沢山あるんですよ。それが、よく分かりました。収穫です。
今日は、その中から、特別の?一基をご紹介します。
はい、こちらの細長い石碑です。
上部に五輪塔が刻まれてます。梵字は空・風・火・水・地を表す、キャ・カ・ラ・バ・アです。
その下部ですけど、頼朝公の戒名が記されているんです。
武皇 源頼朝大禅定門尊儀って。
石碑の裏と右横には何も刻まれていませんが、左横には、頼朝公の命日が記されています。
大仏造立発願主 右大将源頼朝御法師 正治元未年正月十三日死去御壽五十二と。
素晴らしいでしょう?画像では文字がはっきり写ってなくて…。<(_ _)>
場所は大仏さまに向かって、右手前です。
こちらの画像で、位置は大体おわかりになるかと。
大仏さまの真後ろにある稲多野局の供養塔と対で、江戸時代に造立されたようです。
cf : 高徳院・大仏後ろの笠塔婆(2017.06.16)