玉縄 玉ノ井(2017.07.18)
2017年 07月 20日
円光寺はいずれまたの機会にレポートするとして、今回は「玉ノ井」のご紹介。
鎌倉十井には入ってない井戸になります。そうそう、昨年だったか、やはり鎌倉十井ではない「六方ノ井」、ご紹介しましたね。
cf : 松葉ヶ谷 六方ノ井(2016.07.10)
あの井戸よりマイナーです。それでもお初、こんな場所にあるとは知りませんでした。
玉ノ井(かまくら子ども風土記より)
バス停「公会堂前」の向かい側にある北に入る小道を100mほど進んだ右手の道路脇にある井戸です。以前は玉縄の井戸といっていたそうで、きれいな水がこんこんと湧き出していたようですが、今は水量も減り、改修で形も変わっています。この井戸は、昔、玉縄城のお茶の水として使われていたということです。
玉縄城主、北条氏繁の夫人(七曲りの近くに住んでいたことから七曲殿と呼ばれていたそう)がここまで水を汲みに来たと伝わります。
ここから七曲りまで近いと言えばそうかもしれませんが、500mはあります。
美味しいお水だったのかしら?