映画「セザンヌと過した時間」(2017.09.29)
2017年 09月 30日
セザンヌって、静物画(無造作に敷かれた白いテーブルクロスの上の林檎)やら、肖像画、南仏のサント・ヴィクトワール山を繰り返し描いた画家ですよね。
「近代絵画の父」と呼ばれて、ピカソやマティスらに大きな影響を与えたとされます。
絶えず自らの美学を追い求めていたんでしたっけ。考え抜かれた画面構成だったと。
それぐらいの認識です。
だから、エミール・ゾラと幼なじみだったなんて、知りませんでした。
これまでのセザンヌ像がちょっと改まったかな。
そして、ゾラについても、フランス文学史に出てくる作品だけは知ってましたけど、プライベートな面は知るよしもなかったので、その点は面白かったです。
南仏プロヴァンスの景色をバックに、二人の天才の長きに渡る、心の交流が描かれるのですが、それにしても観ていて、しんどかったこと。。。