日本橋川に架かる「鎌倉橋」(2017.11.10)
2017年 11月 11日
その前にちょっと寄り道です。
日本橋川に架かるこの橋、皆さんはご存知でした?
鎌倉橋は大手町と神田の中間にあります。右岸が大手町1、2丁目で、左岸が内神田1、2丁目。
どうして鎌倉橋かというと、江戸時代初期、この左岸下流側の河岸は、魚や青物等の生鮮食品をはじめ、材木やカヤなどの物資が集まるところだったんだそうです。
江戸城築城の際、相模国鎌倉から木材・石材を荷揚げしたので、鎌倉河岸と呼ばれるようになり、それで、この橋も鎌倉橋という名称がついたんですね。
現在はコンクリートのアーチ構造の橋。関東大震災の復興期(昭和4年)に架け替えられています。
そしてね、この橋の欄干には、特に大手町に向って左側の欄干ですけど、1944年11月の米軍による爆撃と機銃掃射を受けた時の銃弾の跡が大小30個ほど残っているそうです。
それ探してみたんですけど、ほら、こんな風に、
鎌倉橋の上には首都高。