日向薬師参拝(緑の会下見)(2018.09.03)
2018年 09月 04日
参道の右側に建つ古びた石標や、
満開のハギの花。
この場所(写真、忘れました!)、いしばと呼ぶそうです。
謂われは、この案内板でどうぞ。
仁王門から続く木立の参道。
上りきった高台にあるご本堂(薬師堂)(重要文化財)
ご本堂の大修理歴ですが、室町期・康暦2年(1380)630年前と江戸前期・万治3年(1660)350年前とか。今回が3度目だったんですね。
日向・宝城坊は一般的に「日向薬師」と呼ばれています。
霊亀2年(716)に行基が開創したと伝わるのが霊山寺で、その中の一坊である宝城坊だけが現存しているんです。
高野山真言宗のお寺になります。
古くからの修験道場でもあります。源頼朝、北条政子の後、鎌倉公方足利基氏、小田原北条氏なども参詣しているそうです。
この日(午前中)は雨でして、始めお堂は閉められていたのですが、御朱印をお願いされた方がいらして、しばらくしたらお寺の方がお堂を開けて下さり、お詣りすることが出来ました。
といっても、日向薬師の鉈彫りのご本尊は宝殿に祀られていて、そこは、やはり昨日から雨ということで、この日、閉館。
但し、たとえ、宝殿に入殿出来ても、お薬師さまの御開帳はお正月と1/8と4/15の年に5日間のみ。
でも、その他にも鎌倉時代から室町初期の阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像、日光・月光菩薩立像、四天王立像、十二神将像など数多い仏さま達がいらっしゃるとか。(国重文が26点)
次回のお楽しみにしましょう。
◎金沢文庫で平成27年に開催された特別展のポスターがありましたので、載せておきます。
錦幡とそれを収納する唐櫃(からびつ)は県指定重要文化財だそうです。
境内で昼食をとり、帰路に。2週間後、再訪致します。