人気ブログランキング |

鎌倉国宝館 鎌倉国宝館1937-1945(2018.11.07)

鎌倉国宝館の開館90周年記念特別展に行ってきました。
e0245404_1838981.jpg
(サブタイトルに「戦時下の博物館と守り抜かれた名宝」とあって、どんな仏像が出展されているんだろうと思い、HPの目録を見たんです。そしたら、びっくり、豪華なこと。)
で、出かけることにした次第です。

この特別展は4章仕立てで、まずは、第1章:日中戦争と元寇展
(1939年開催の元寇展で極楽寺の仏像が展示されたそうです)

最初からおっ、と驚き。極楽寺から釈迦如来坐像と釈迦十大弟子立像が出ていました。
極楽寺の宝物館の中に安置されている仏像ですよね。確か、あそこ花まつりの時しか開扉されないのではなかったかしら??
e0245404_1839787.jpg
お釈迦様が最初にお説法をされた時のお姿、説法印、というか転法輪印(仏法が広まり、法輪が回る)と呼ぶ、両手を胸の前に構えた釈迦像。
久しぶりに拝観しました。
十大弟子については、お釈迦様の子供である羅睺羅(らごら)尊者(だからこそ戒律を厳守した)とハンサムな阿難陀(あなんだ)尊者と般若心経で舎利子と呼ばれる舎利弗(しゃりほつ)尊者と大迦葉(だいかしょう)尊者、この4名しか、現段階での個人的レベルでは知りませぬ。。。(汗)

唐草蒔絵払子(伝覚山尼所持品)東慶寺
これは美品でした。中国渡来の白熊の毛を束ねて柄をつけたもの。
払子とは、僧が説法の際、威儀を正すために用いるんだそうです。
唐草文、柄尻に菊花形象牙が嵌められています。覚山尼所持ですよ。わぉ!
高僧の坐像って、必ず払子を持たれたお姿です。(例外は、筆を持たれている記主禅師かと)

北条時宗書状 円覚寺
無学祖元に宛てた文書。時宗は弘安6年(1283)に尾張国富田荘などを寺領として寄進していて、これにより円覚寺の経済基盤が保証され、将軍御願寺としての寺格も得ました。
時宗公の墨跡、なかなかの達筆。

ご存知、国宝、蘭渓道隆像(頂相) 建長寺
e0245404_18394081.jpg
自賛つき。朗然居士(北条時宗公??)のために描かれたとありました。そうなんですね。知らなかった。もう少し長く生きてらしたら、円覚寺の開山にもなられたんでしょうね...。
写実的です。頂相とは、精神面・性格をも表す絵(像)とか。皆さんは、どのような印象をお持ちになりますか?

異国降伏御祈祷記 明王院
これは多分初めて見ました。これが、副住職のお話の中で伺った古文書なんですね。
cf : 梅かまくら寺社特別参拝 明王院(2018.03.25)
cf : 飯盛山寛喜寺明王院五大堂へ(2017.10.17)
正応6年(1293)写本
祈祷までの経緯、7日間に及ぶ修法次第、出仕僧、布施等注文、堂内指図など。
興味がありました!

後宇多天皇の勅額 建治元年(1275) 江島神社
奉安殿に安置されているもの。籠(かご)写しと言って、文字の中は空白、輪郭のみ。内部に金泥塗り。

ちょっと印象に残ったのを挙げても沢山でしょう。今回の入場料は600円でしたけど、かなり満足。
2章に続きます。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by b_neige | 2018-11-07 18:46 | 展覧会など | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)