近所の紅梅は既に満開(2019.01.24)
2019年 01月 24日
2015年に剪定されてしまって、しばらく残念な状態だったのですが、今年辺り、まぁまぁになってきたので、撮ってみました。
この紅梅の木の横に白梅の木もあります。そちらはまだ一輪二輪という感じ。
大寒の頃、今日は、梅の花と雪を詠んだ和歌をご紹介したいと思います。(この場合は絶対白梅かと)
大伴旅人(万葉集)
我が園に 梅の花散る久かたの 天より雪の流れ来るかも
もう一首、「梅の花に雪のふれるをよめる」と詞書き(ことばがき)がある和歌です。
小野篁(おののたかむら)(古今和歌集)
花の色は 雪にまじりて 見えずとも
香をだににほへ 人の知るべく
雪って、降り止むと、凍てつく寒さを感じるけれど、降りしきる雪と白梅って、とても美しい情景と思いませんか?
最後は、実朝忌を読んだ星野立子さんの俳句で。
庭掃除して梅椿実朝忌
実朝忌は陰暦1月27日、もうじきですね。雪が二尺ほど積もる日だったそうです。
とりあえず、今日は大坂なおみさんの全豪テニス、応援しちゃいましょうか。