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屋久島旅行記2(2019.04.18)

大株歩道入口から先は本格的な登山道でした。鎌倉のハイキングルートの比ではありません。
大小さまざまな岩がころがり、段差もきつく、自分としては、一杯一杯。ましてや主人は面食らったかと。途中小さな階段が何段か渡されていますが、細く、傾斜もあり、何処も決して歩きやすくはなく...。(汗)
こちら、途中の屋久杉=翁株。(1000m)
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最近(2010年)に倒れてしまったそうです。
ガイドさん曰く、朝はあったとか。幹周り12.6m。倒れてもなお風格が...。

そこから、またしばらく登って、ウィルソン株。(1030m)
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天正16年(1586)、豊臣秀吉の京都方広寺大仏殿建立用材調達令により、伐採されたと伝わります。(以降、屋久島は、森林資源の島として注目されていくことに)
ウィルソン株という名称の由来は、大正時代、イギリス出身の植物学者(プラントハンター)ウィルソン博士が日本の樹木の研究のため来日し、屋久島の巨大な切り株についてのレポートを発表したことから。
幹周り、13.8m。中は広いです、10畳ほど。切り株の中に入って見上げると空洞がハート形に見えることで有名。(場所限定ですけど)
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ガイドさんが皆の写真を撮って下さり、休憩がてらのご説明を伺いました。

さて、この先なのですが、当初からこのウィルソン株を目標にしていたこともあり、個人的にはぎりぎり大丈夫かなとは思いましたが、主人の足を考慮し、ここでリタイヤする選択をしました。(ここからが難所、心臓破りの急坂のため)
主人はせめて、次の大王杉まで行きたかったよう。でも、登ったら下ってこなければなりません。
ここは難しい判断でしたが、もし事故があったら大変、ウィルソン株でのリタイヤは、正しい判断だったと思います。
残り3名を連れて、ガイドさんが出発し、3時間弱?、私たちは、この辺りで待機ということになりました。
まずは、ガイドさんから教えて貰った、縄文杉コースと分岐する自然探索路方面へ、ちょっぴり!足を伸して、
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苔むす森の世界を体感。
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屋久島の森は独特。
元のルートに戻って、こちらは面白いペンギン木。
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ガイドさんから教わりました。その後は、再びウィルソン株に戻り、切り株の中でゆっくり。

後で伺ったところ、この日の入山者は149名だったそうです。(バスは50人乗で、早朝4時40分、5時、5時半、6時のみ)そのうち縄文杉まではどれ位の方が辿り着けたのかしら?
ウィルソン株で、お母さんといらしたという若いお嬢さんと遭遇。お母さんがトロッコ軌道の終点=大株歩道でリタイヤし、ハート形だけ、あなた、見てきてということで、登ってきましたと。お互い記念撮影。(笑)
さて、ウイルソン株辺りに1時間半ほど居たでしょうか、下の山道入口まで主人とゆっくり下りました。
登りより下りが危ない、ゆっくり、時間をかけて下りました。写真なし!<(_ _)>
そこで宿から持参した昼食をとり、しばらく待った後、再び、残りのメンバー&ガイドさんと合流。うち1名は、両膝を痛めた上に、靴擦れとか。でも、怪我はなく、それはよかったです。
主人と同じ年のお父さん(女の子の)は、超元気、スゴイ!!
この時点で1時半。トロッコ軌道を戻ります。(続く)
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by b_neige | 2019-04-22 06:51 | 旅行 | Comments(0)

フランス語は趣味です。フランス人に日本語を教えていましたが’17.6月より中断中(教師歴14年)。 鎌倉歴はある方に言わせると初心者だそうで...。(汗)


by b_neige(しらゆき)