壽福寺で(2018.05.09)

急にお天気、逆戻りですね。肌寒さを感じるほど。
午前中、ちょっと壽福寺へ。
先日から自分の中では、尾を引いているヤマタ家の墓碑の確認です。
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「山滴る」というと季語は夏。これからは緑が濃くなる一方ですね。
こぬか雨に濡れる参道は、しっとりしていて素敵でした。
そして、ヤマタ家(山田家)の墓所。右に山田忠澄さん、左にフランス人のヤマタ・マルグリットさん。
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フランス語と日本語で記された墓碑。
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カタカナ表記ではマルケリートとありますね。十字架も。菊さん、花さん、順太さんのお母さんです。リヨン生まれの彼女は、88歳、鎌倉で亡くなりました。

菊さんのお墓はスイスにあります。次女の花さんのお墓は高島家の墓所。このヤマタ家の奥隣です。左側に大きな墓碑が見えているでしょう。あそこに眠っています。
末っ子の順太さんのお名前なんですけど、確認出来ず…。多分、ヤマタ家の手前右側の墓碑が代々のお墓と思います。何故お名前がないのか、これは、今度あの長谷のお宅に伺えた時にでもお尋ねしてみますね。

月曜日、実家に遊びに行った折、母と京王フローラルガーデンアンジュを訪れました。その時に見事だったバラ、「Jean Giono」を手向けます。
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このあと、午後からは小学生ガイドがあって、集合場所の高徳院まで大急ぎでした。
疲れた一日。
# by b_neige | 2018-05-09 22:08 | 鎌倉歩き | Comments(0)

びっくり!「ラ・ジャポネーズ」続き(2018.05.07)

昨日、「ラ・ジャポネーズ」を読み終わって、キク・ヤマタさんのこと、とうとう知り得たって、お話しましたよね。
それからの話です。(たった一日しか経ってないんですけど)
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キク・ヤマタさんにはお子さんはお生まれになりませんでした。
でも、年子の妹・花さんは富豪の高島家に嫁がれて、お子さんが3人お生まれになったんです。その中で、最後まで長生きされたのが聖心のシスターをされていた次女の方。92歳で昨年12月にお亡くなりになったそうです。
そしてね、「ラ・ジャポネーズ」には、材木座の二千坪ある西洋館にお住まいだったとあり、(だって、花さんのご主人のお父様は高島小金治氏、お母様は大倉喜八郎氏(大倉財閥の設立者)の娘さんなんです)相当富裕な家柄ってこと、わかりますよね。だから、その西洋館って、一体、どこなのかって、気になって仕方ありませんでした。
そこ、判ったんです。あのね、旧ソ連大使館鎌倉別荘と呼ばれるお屋敷。

場所は、どう説明したらいいかしら?
このブログでは、鎌倉ドラマのロケ地めぐりで、その付近をご紹介したことありました。
cf : ビブリアロケ地(由比ガ浜)界隈へ(2013.02.28)
この時、一の鳥居の脇から右へ入る細道(和田塚方面へ抜ける小径)を歩いたのですが、道なりに進むと、その旧ソ連大使館鎌倉別荘をぐるっと廻ることになります。高い石垣があるから、ちっとも中は見えませんけどね。
花さんがいらした当時は、あの見上げるような壁はなかったと聞きました。

そして、5歳違いの弟・順太さんですが、こちらも判明。残念ながら、順太さん、そして、そのお子さんも亡くなってるのですが、その奥様だった方が今もお住まいなんです。
そして、これもまた奇遇なことに、以前、友人から長谷で予約待ちが2、3年という日本料理のお宅があると聞いたことがあって、まさに、そこだったというわけ。
今度、おじゃまできたら、必ずご報告します!

画像はね、藤田嗣治による「山田キクの肖像」です。
# by b_neige | 2018-05-07 18:22 | 鎌倉歩き | Comments(0)

ラ・ジャポネーズ キク・ヤマタの一生(2018.05.06)

あっという間に、ゴールデンウィーク最終日でした。
何やかやと用事が入り、空いている日もあったのですが、下の息子が久しぶりに帰ってきたこともあり、とりわけどこに行くということもなく、気がついたら連休終了~。(^^ゞ
でも、読んだ本があります。
「ラ・ジャポネーズ キク・ヤマタの一生」
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この本、昔中央図書館で見かけたんですけど、館外持出禁で、そのうち読もうと思っていた本なんです。それを先日公文堂書店で見つけて、あっと思い出し、値段を確認したら、意外とお高く、それでアマゾンで。(笑)
読もうと最初に思ってから、長いこと忘れていた本というわけ。
だけど、この本は私にとって、まさしくMUSTの本でした。

というのも、扇ガ谷の壽福寺(鎌倉五山第3位)って、皆さん、ご存知だと思いますが、あのお寺の墓苑には禅寺にもかかわらず、外国人のお墓がいくつかあるんです。
中に、ヤマタ・マルグリットと墓碑銘がある十字架のついたお墓があって、以前からどんな方なんだろうって、気になってました。フランス語で記されていたからでもあります。

この本は偶然にも、その答えをくれました。

そして、大学でフランス文学を学んだにもかかわらず、マルグリットの娘・キク・ヤマタ(1897ー1975)をこれまで知らなかった自分を恥じました。17、18、19世紀のフランス文学史は勉強しましたよ。でも、何故か、私の大学、現代フランス文学の講義がなかったんです。どうして??? (正確に言うと、もしかしてあったかも?自分で取らなかっただけかも?)
サルトルやボーボワール、カミュ、プルースト、モーリヤック、デュラス、コレット、シリトー、勝手に自分で読みました。でも、たとえばバレリーとか読んでないし、うわぁ~、恥ずかしい。これで仏文卒?
自分で言うのもナンですが、一応、私、がんばって勉強した方なんですよ。なのに、この有様でして…。
キク・ヤマタの一生、やっとこの本で知りました。
キク・ヤマタは日本人の父とフランス人の母の間に生まれた混血でしたが、日本に滞在はしても、最終的に日本語の能力を十分に身につけることはなく、フランス語の作家としてフランス側で生きた女性です。ただ、彼女の著作は日本に題材をとったものばかり。
彼女に、日本語の能力があれば、日本文学の紹介など、もっと活躍できたかと。

* キク・ヤマタのお墓は日本じゃなく、スイス・レマン湖畔の高台に位置するアニエール村にあり、スイス人のご主人と眠っています。

壽福寺で、母のマルグリットのお墓に並んでいるのが父・山田忠澄の墓碑。十字架はありません。無神論者として筋を通されたのだと。
今度、富裕な高島家に嫁いだ年子の妹・花(材木座で二千坪の敷地を持つ西洋館だったそうで)と5歳違いの弟・山田順太(長谷居住であった)のお墓も確認してみようと思います。
# by b_neige | 2018-05-06 22:09 | 鎌倉歩き | Comments(0)

植木・圓光寺の筆子塚(2018.05.04)

今日は、大船エリア、植木の圓光寺にある筆子塚をご紹介します。

昔、ガイド協会のツアーに参加した折、藤沢の密蔵寺で、筆子塚、教えていただいたことがあります。
cf : ガイド協会史跡めぐり-旧江ノ島道から梅香る新林公園へpart2(2015.02.20)

それ以外で、見かけたこと、なかったから、珍しいと思います。
筆子塚って、江戸時代の寺小屋の子ども達が師を慕って、そこを出た後も筆子中として結束し、謝恩の意を表すということで、それは、師匠がとにもかくにも素晴らしいお人であったという証ですよね。

圓光寺の薬師堂脇を通り抜け、左上方へと墓苑の中を進んでいくと、道沿い、右側にあります。
小さいお墓。
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師匠冥利に尽きます!
(フキが生えていて筆子中の字が見づらく、フキを抜いて、あとで、この花入れに挿しました)
* お花も持たずに、失礼致しました
貞宗寺で甘い香りを漂わせていた「カラタネオガタマ」を手向けましょう。
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# by b_neige | 2018-05-05 07:22 | 鎌倉歩き | Comments(0)

植木・龍寶寺で(2018.05.01)

雨が止んでよかったですね。
後半の4連休、さてさて、どう過しましょう?(思案中)
とりあえずは?、1日に訪れた龍寶寺で撮った写真(数枚のみですが)、アップしておきます。

龍寶寺は、玉縄3代城主北条綱成が、文亀3年(1503)に創建したというお寺。
でも、綱成(1515~87)は文亀3年にはまだ、生まれていないんですよ。文亀じゃなくて元亀3年に出家して、玉縄城主を氏繁に譲っているので、その折、菩提寺を作ったのかもしれず、記録する際に、誤って元亀を文亀にしたとも??(諸説あるようです)
いずれにしても、現在地に移ってきたのは、6代城主(最後)の氏勝の時。

今年は季節が進むのが早く、それ故花も2週間は早いんじゃないかしら。
だから、芍薬、既に見頃を迎えています。
5月1日で、こんな具合でした。
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近くの大船フラワーセンターがひと昔前、農事試験場だった頃、輸出用花卉として、芍薬やハナショウブの品種改良が進んだと聞きます。大船植物園の芍薬園(210品種、2000株)は全国一の規模だとか。
その影響もあるのかもしれませんね。龍宝寺の芍薬園も多種多様の芍薬が見事です。
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アヤメ、
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キショウブも美しかったです。
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右側の赤い帽子、最初、あれ?六地蔵?が、なんて思ったんですけど(笑)、境内にある幼稚園の子ども達かと。( ^o^)ノ
# by b_neige | 2018-05-03 10:33 | 鎌倉歩き | Comments(0)